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元祖鍋貼餃子「珉珉」曽根崎店
この夜はオッチャン4人で、お初天神通り脇「珉珉」にてクダを巻きました。2階席かぁと思いつつ階段を上がると、そのままさらに3階まで。その3階席もほぼ満員の盛況だっ。ひとつの符丁のようにやっぱり云ってしまう、「ビールに餃子、とりあえず!」。まずはビールをぷははぁと。続いてやってきた「珉珉」の「鍋貼餃子」は、薄いくせしてパリッとモチッを両立させたニクイ仕立ての皮。そしてたっぷりの具は、じわんと旨味を解きながらすっと消えていく軽い調子がいい。最高級の落花生油を使っているそうで、幾つでも食べれそうな気がするのは、ヘタっていないそんな油が活躍しているということなんだね。紹興酒に切り替えて、むにっとしながら歯切れのいいシロの「炒麺(やきソバ)」「炒綜苗(にんにくの茎炒め)」「炒荳芽(もやし炒め)」「青椒肉絲」と立て続けの炒め物オンパレード。でもね、しつこい感じにも油っこい感じも重たい感じもないままにいただける。不思議だなぁ。今や西に東に100店を展開している「珉珉」。千日前での1号店のオープンが昭和28年のことだという。そう云えば、あの「宇都宮みんみん」と同じ“ミンミン”。日本での成り立ちは違えども、ネーミングを含めたそのルーツは同じところにあったりするのかな。
「珉珉」 大阪市北区曽根崎2-13-19 06-6361-3515 http://www.minminhonten.com/