性懲りもなく「やきとり丼」を嗜もうと、
京橋の有名店「伊勢廣」へ。
平日の昼間っからやきとり肴にビール呑んじゃってるオヤジなんかに交じって、女性の姿も散見できます。
焼台を目の前に見るカウンター席では、アクリルの仕切りがあるのに濛々とした煙が顔にかかりそうになる気がして、なかなかに臨場感があります。
お品書きには、姥目樫備長炭使用とある。火力が強い上に火持ちがいい、最高級の炭らしい。
「やきとり丼」は、4本、5本とある中で、4本の方を。
周囲が白くなる程度に炙った「ささみ」は山葵ちょんのせ、あっさり味付けの「だんご」、甘味ある葱にしゃっきり感を残した「葱巻き」、そして大ぶりサイズで魅力を伝えんとする「もも肉」の4本分のやきとりで、どんぶりの表面が埋められている。
5本の場合の「レバー」はどうのせるのか心配になったりして(笑)。
当然、串は抜かれているので、そのままご飯と合わせて掻き込むこともできる。
焼鳥としては全くもって悪くないけど、やっぱり、焼鳥でご飯ということに何か釈然としない気持ちを抱いてしまう。
う~ん。
ビール呑んでる隣のオヤジがただ羨ましかっただけ、ってことなのかなぁ。
「伊勢廣」は大正10年の創業で、銀座、帝劇、ニューオータニにも店舗があるそうです。
「伊勢廣」京橋本店 中央区京橋1-5-4 03-3281-5864
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