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なにやら真っ黒いスープのラーメン店が本郷三丁目にあるという。なかなか訪ねる機会もなく、今日に至っていました。正午過ぎで、店外にふたり待ち。店内の券売機の前に女性がふたり空席を待っていました。ご注文は、「黒みそラーメン どっさりねぎ」に「煮玉子」「特大穂先メンマ」を添えて
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。1,150円になっちゃいます(笑)。まずはその黒いヤツをズズっと啜る。黒い色から連想する苦味とえぐ味は当然ないものの、最初に感じるのはベースになっているトンコツメインと思われるスープの濃厚さだ。西麻布「五行」の焦がし味噌の、これでもか~という香りづけとは違う、どちらかというとインパクトを加える意味合いの方が強いと思わせる黒だ。ブレンドした味噌に竹炭を使っているそうだけど、つまりは炭の粉を入れちゃってるってことなのかな。「特大穂先メンマ」もインパクト的には愉しいけど、2本もあったら持て余しちゃうよね。願わくば、どんぶりのサイズをもうひと回り大きめのものにしていただくと、窮屈な食べ方にならないで済むのですが、いかがでしょうか。
「初代けいすけ」 文京区本郷5-25-17 ドミネンス本郷102 03-3815-2710
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。