池上本門寺参拝の途中、千鳥町で下車して「池上 大勝軒」に寄ってみる。赤い庇には、東池袋での修行を経た店主が暖簾分けの形で起こしたという意味かと思われる「東池袋直系」の文字が記されています。ふと、直系でない、傍流の大勝軒という位置付けとなる店はあるのかなぁと思い至る。山岸のおやっさんは、東池袋での履歴の浅い弟子達にも比較的簡単に「大勝軒」を名乗ることを許したという。その結果、あちこちに直系「大勝軒」が出現して、中には直系のくせして怪しい「大勝軒」もあるらしいもんね。ドアを開こうとしたら、取っ手のあたりがヌルついて気色悪い。足を踏み入れた床は、どゆ訳かビシャっと濡れている。フロアの中央から右奥にかけては、仕入れた食材や道具類が麺打ち機に寄せるように雑然と置かれている。そして、なんともいえない異臭が店全体を包んでいるんだ。とんこつのあの匂いともまた違う、神経を逆撫でするような臭いだ。涙がでそうになるくらいの居心地の悪さの中、「特製もりそば」column/01760


多分、私と同じ頃に行かれていたと思います。
昨年、転勤しここのつけそばが食べたくてたまりません。
確かに大将が一人で切り盛りすることが多いので店舗の
掃除等行き届かない点も多々あるとおもいます。
しかしながら、対象の朴訥とし真面目な性格の出た正直な
つけそばです。私はロクリンシャよりも好きです。
ここのつけそばが食べられなくなって1年あまり。何とか
大将と相談して地方に空輸してもらえないかしら、と思う
この頃です。
Re;池上大勝軒ファンさま
「六厘舎」よりも、そして幾多の「大勝軒」の中でも池上が!ってことですよね。
そうですか~。
たぶんボクが、おもいきり間の悪い時にお邪魔しちゃったのかもしれませんね。
「東池袋大勝軒」ならネットで買えるみたいですよ。ひとまず代わりにいかがでしょう。