和カフェ「ハントコCafe」で 知多半島ビーチ定食味噌ハッシュド

hantoko.jpgワインと豚の「ぶーみんヴィノム」や イタリアン・バー「BARDIGO」のある、 新金橋交叉点は、首都高京橋ランプのすぐ近く。 さらに京橋ランプに近い、 案内表示ゲートの足元に ファサードに古民家の板壁を巻いたお店がある。 円く抜いた硝子窓も印象的な店の側面には、 「ハントコCafe」。

店先の暖簾や小物からも女性営むお店であることが窺える。hantoko01.jpghantoko02.jpg水色ペンキのかき氷器も気になります。

席は、厨房に向かうカウンターか、 卓袱台のような丸テーブル囲む座布団の上。hantoko03.jpghantoko04.jpgカウンターの上を眺めたら、 常滑焼きらしき小さな置物たちが佇んでいました。

hantoko05.jpg初めての注文は、「知多半島ビーチ定食」。 ああ、常滑とか、知多半島とか、あちら方面を根っこにしたお店らしい。 厨房廻りでは、三人の女性が急くことなく、きびきびと所作に勤しんでいます。

食前酒ならぬ、食前酢としてブドウベリーミックスの小グラス。 この日の「ビーチ定食」の主菜は、鯖の味噌煮。hantoko06.jpg温やっこの根菜あんかけなどの小鉢の充実も女子ウケしそうです。

鯖味噌の味噌は当然、八丁味噌系。 パリッとした皮目。hantoko07.jpgたっぷりの脂としっかり漬かった八丁味噌の連携が美味しいな。

裏を返してのお昼どき。 今度は、「味噌ハッシュドビーフオムレツ丼」をいただいてみる。hantoko08.jpg一見すると極普通のデミソースオムライス。 端から崩していただけば、なるほど赤味噌の風味が程よく支配する。 包んだ玉子の中は雑穀米になっています。 お椀もちゃんと赤出汁でね(笑)。

首都高速京橋ランプ脇に開業4年の和カフェ「ハントコCafe」。hantoko09.jpg半田常滑で、ハントコ。 知多半島に縁のある女性たちによる、 故郷を愛するがゆえの発露がいたるところに見つかるお店。

Webサイトに、店名「ハントコ」の由来が示してある。 名古屋から知多半島道路に乗って、南へ30kmほどのところにあるインターチェンジ。 「半田中央インター」と改称される前は、「半田常滑(はんだとこなめ)インター」、 略して「ハントコインター」と地元の人に呼ばれていました。 知多半島のちょうど真ん中に位置する、このインターの懐かしい愛称にちなんで、 知多半島の魅力を東京で発信する基点になれたら。 そんな願いをこめて、「ハントコ・cafe」と名付けました。

hantoko10.jpg知多半島は、別名「醸造半島」といわれるほど、 古くから醸造産業が盛んであるらしい。 今も、ねのひ、國盛、白老、生道井、冠勲、金鯱といった銘柄の酒蔵がある。 そうそう、知多半島にはシングルグレンを醸すサントリーの蒸溜所があるのだね。

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「ハントコCafe」 中央区新富1-4-1 [Map] 03-6280-5779 http://blog.hantoco.jp/
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