
沖縄本島や八重山諸島は台風の通り道。
南の島に出掛ける予定を組むときは、
当然台風の襲来に遭うこともあると心得ては、いる。
何週間も前から台風がやってくるかどうかなんて、
そもそも予報も予測もできないもの。
勿論、ピーカンで凪いだ海に繰り出したいけれど、
こればっかりはどうにもならない。
それゆえ、妙に気を揉んでも仕方がないと帰りの飛行機の心配だけするようにしています。
過日訪れた、いつもの石垣島は、まさに台風襲来前夜。
雨はさほどでもないものの、強い風が吹き回っていて、海は時化ている。
結局翌日のダイビングの予定はキャンセルとなって、ホテルでのんびりと。
そうそう、そういうこともあるんです。
その翌日は、川平の前の海の上。
ポイントは、マンタスクランブルを押し退けて人気のマンタシティ。
エントリーできるのは5隻までという制限がかけれているポイントで、
順番待ちとなるのです。
のんびり待ってからエントリーしたなら早速、マンタたちがお出迎え。

3枚、5枚、いやそれ以上のマンタが優雅に力強く舞うように滑るように。
マンタ(オニイトマキエイ鬼糸巻鱏)は、
じっと待っていると向こうからやってきてくれる。

頭の先に一対である頭鰭(とうき)がぐるぐると巻いている時は、少々警戒中。
頭鰭が伸びている時は、リラックスしている状態なのだそう。

コバンザメが何匹かお腹に張り付いているのもお約束。
ああ、文句なしのマンタな一本。
秋がマンタのトップシーズンなのでありますね。
充実の3本のダイビングを愉しんだ翌日はもう、残念ながら帰路につく日。
以前の空港と比べて遠くなってしまった新石垣空港へは、
流石にタクシーは乗り難いということで、初めてのバスターミナルへと向かいました。
空港方面へのバスを途中下車したのが、白保小前。

真夏のような陽射しがギラギラと照らす中、
ちょうど開店時間の「白保食堂」に寄り道です。

禁断のひる前瓶麦酒をいただいてから、
じっと見つめるお品書きには、食堂らしく「そば」「丼物」に続いて「定食」がある。
「豚肉生姜焼き」や「ナポリタンスパゲティ」まであって、迷わせます(笑)。
それでも、暫くは八重山そばは口にできないものなぁと思い直して、
「ソーキそば」をお願いしました。

ごろごろっと載るソーキ。
黄色がかった麺は勿論、八重山らしい丸い断面のストレートであります。
透明なスープは、やや頼りなさも残るあっさり仕立て。

ソーキも載せない「八重山そば(小)」をオヤツにいただく、
なぁんてのが似合うかもねとも思うドンブリでありました。
新空港へ向かう道すがらに、Drive In「白保食堂」がある。

それは、ドライブインと謳うのがどこか気恥ずかしいような、
部活動帰りの高校生の姿も良く似合う、地元の食堂でもありました。
「白保食堂」
石垣市白保205-6 [Map] 0980-86-7941
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