一度早くに訪ねたい。
そう思いつつも、その足回りの難度からなかなか訪問叶わないお店もあるもので。
そんな中の一軒が五日市街道沿いの「夕虹」。
クルマに乗る所用ついでにこれを機会と、
青梅街道を下ります。
五日市街道入口信号から斜めに切れ入って往く。
善福寺川の手前辺りでその暖簾を見つけました。モルタルの外壁に直接描いた文字は、”高円寺 肉汁うどん”。
暖簾を潜ってすぐにある券売機でぽちっとするのは勿論、「肉汁うどん」。 大盛りに挑んでしまいましょう。
それ相応の茹で時間を経て、「肉汁うどん」の膳がやってきた。
力強さを思う手打ちうどんは、明らかに茶色を帯びている。
武蔵野うどん店の中には、随分と真っ白いうどんを供するお店がなくはないけれど、 それは北海道とかオーストラリアとかの小麦をブレンドしているかららしい。 “真のナポリピッツァ”のように条件や定義が定められているものでもなんでもないので、 兎や角云うのも当たらないのだけれど、 やっぱり、武蔵野うどんは地粉色を帯びていて欲しい。 そんな意味からは、史上空前にまで真っ当な武蔵野うどんと云えましょう。
肉増しにしてもらったつけ汁は、いよいよ具沢山。
そうとなればもう、一心不乱に啜るのみ。
“一概に、機械打ち、手打ちのどちらが美味しいなんて言えません。 が、私は、手打ちによるくびれや捻じれがつゆを持ち上げ、 不均一さが口の中で独特の食感や歯応えを生み出すと信じ、 手打ちでうどんをこしゃっています!”。
杉並の住宅地に武蔵野台地の地産地消を実践する、 武蔵野うどん「夕虹」がある。
「夕虹」 杉並区成田東2-33-9 加藤ビル [Map] 03-3315-3145
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