
ひと影疎らな長い長いアーケードを辿って、地方都市の切ない顔も目の当たりにしつつ、 ホテル近くの国指定重要文化財「大橋家住宅」に寄ってみました。
入館料と引き換えにいただいた小冊子には、 大橋家の先祖は、豊臣氏に仕えた武士であったけれど、大阪落城後には京都に移り住み、 幕府の追及を逃れて大橋を称するようになった。 江戸に入ってから倉敷に住むようになり、水田・塩田を開発して大地主となる一方で、 金融業も営んで大きな財をなした。 飢饉の際の献金や塩田の開発などにより名字を名乗り、帯刀する事を許され、 江戸時代末期には、倉敷村の庄屋を務めるに至った、とある。
そんな大橋家の住まいは、倉敷町屋の典型を示す代表的な建物とされていて、 通常の町屋の域を超える規模と格式を呈するもの。 旧街道に面した長屋門から中庭に抜ければ、忽ち財力ある往時の空気に包まれます。
土間をずずずいと進んだ奥には、土間に面して板の間の台所があり、 成る程、沢山のひとがこのお屋敷で日々を営んでいたことが窺える、 羽釜を据えたおくどさん。


何部屋もが続く座敷を回遊するようにしていると、 今はもうない奥座敷側の硝子戸を通して、裏手の様子が覗ける。


フローズンな麦酒を口開けに「真いか下足フリッター」。

岡山界隈で思い浮かべる魚と云えばやっぱり、ままかり。 いつぞや新幹線車内でいただいた駅弁を思い出す。

岡山千両なすを使った「焼きなす」に続けて、 「海老と蓮根のはさみ揚げ」。

これもやっぱりいただいておかねばと、「名物たこ飯」。

倉敷は国重要文化財「大橋家」の裏手に、創味魚菜を謳う「いわ倉」。

「いわ倉」 倉敷市中央2-1-18 [Map] 086-427-3100
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