JRの線路を空に仰ぐ梅田の高架下。
新梅田食道街という古びた雑居ビルの2階にもバー「SAMBOA」があるのです。
ドアを押し開くと、狭い間口の右手に立ち呑みのカウンターが目に入ります。
今までで一番狭くて簡素な印象のサンボアだ。
マスターが喋る台詞のトーンも今までで一番ベタな大阪弁で、
赤を注し色にした蝶ネクタイも大きめで新喜劇を連想させるもの。
ほど近いワシントンプラザ「SAMBOA」で感じたホスピタリティを想うと、
同じサンボアでも随分雰囲気が違うなぁと思うけれど、この気安さも悪くない。
お決まりの「ハイボール」には、レモンピールの香りがほとんど感じられなかったのがちと残念ながら、細かいことは鷹揚に、続いて「グレンモランジェ10年」をロックで舐める。
ほろ酔い加減で低い天井の通路を辿り、食道街を出ればすぐに地下街。
1、2盃ひっかけてさっと帰りの電車に忍び乗る、
そんなオッチャンのイメージが浮かぶンだ(笑)。
「SAMBOA BAR」梅田
大阪市北区角田町9-26
[Map] 03-6312-8987
column/02049
あ。
新梅田食堂街、じゃなくて
食「道」街、な!
Re:グヤさま
あぁ、またやってしまった。早速修正かけておきました。
ご指摘、おかたじけ。