気がついては時折チェックしている、
「クーリ」のランチメニュー。
その日も何気なく「クーリ」のWebサイトを開くとそこには、”二周年SALE LUNCH”の文字。
そうか、もう二年も経つのだなぁと思いつつ、行けそうな曜日を腕組み思案。
4月下旬、期間ぎりぎりの金曜日ランチにやってきました。
あ、今日も男性自分だけ、とちょっと身を小さくしながら(笑)、カウンターの隅に収まります。
黒板には、”The Second anniversary week!”。
いつもとちょっと違って、MeatかFishか、の二択メニューです。
これが迷いに迷う(笑)。
Meatは、「甲州産ワインビーフのローストビーフ バーベキューソース」。
Fishは、「富山産ホタルイカのベニエ&せいかいのポワレ リゾットスープ仕立て」。
ひと言二周年を労う言葉をかけたシェフの説明を受けて、Fishでお願いすることにしました。
ちょっと首を伸ばして厨房の様子を窺うと、せっせせっせと様々な野菜たちをお皿にあしらう所作が覗けます。
やっぱり、鮮やかにして華やかな「クーリ」の前菜。
それが正しいかどうかは別にして、
この前菜はスプーンとフォークでいただくことになっています(笑)。
わしわしとかりかりとしゃくしゃくしゃくと野菜たちを片付けていくと、何気なくピザの欠片が見つかったりするのも愉しい瞬間です。
これまた「クーリ」の定番といえば、練り込む材料あれこれの「クーリ」のパン。
この日は、レーズンと胡桃のパンだ。
やってきたお魚は、せいかい、がなくなってしまっての、「長崎のテンダイです」とシェフ。
「セイカイ」というのは、「ウスメバル」「オキメバル」のことらしい。
それじゃぁそれに代わる「テンダイ」というのは、天然鯛のことじゃぁなくって、
同系のメバルかキントキあたりの仲間なのかもしれません(よく聞いておくンだった)。
そして、これまた「クーリ」らしいのは、
見た目からいい火入れ加減と焼き目の白身はもとより、
お皿の周囲に鏤めたグリル野菜たち。
土の滋養を思う野菜の魅力が明快な歯応えとともに味わえて、それは甘みだったり、ほの苦味を含んでいたり。
ひょろっとしたゲソを小さく主張しているのが、ホタル烏賊のベニエ。
天麩羅とフリッターの中間のような、やや薄衣に揚げたホタル烏賊。
火を入れ過ぎず、レア気味な揚げ口でホタル烏賊の滋味を引き出しているようです。
牡蠣でもできないかな(笑)。
晴れて2周年を迎えた、街角の人気レストラン「Coulis」は、
勇んでやってきたであろう女性陣で今日も満席です。
また、夜にもお邪魔しなくっちゃ。
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「Coulis」
中央区新富2-10-10 2F
[Map] 03-6228-3288
http://www.coulis23.com/
column/03126