紅い観覧車を見上げながら、梅田のHEP FIVEの脇を往く。ひょいと右に折れて、HEP NAVIOの裏の路地を抜けるのもいつものルートのひとつ。
その路地にあるのが、昼に夜にとお邪魔しているラーメン「揚子江」。
気がつけば、大阪で一番お世話になってるラーメン店かもしれません。
路地の逆側には「一風堂」梅田店があって、
いつも賑わっている。
でも結局、まだ一度もここの「一風堂」には、
入ったことがありません(^^)。
居酒屋半分の新御堂脇のお初天神「林記」や、
東通商店街の「名門」、
兎我野町の「林記」には寄っているのにね。
そうそう、ここ「揚子江」本店の個性のひとつが、
このステンレスを曲げたカウンター。
無機質なステンレスの板が、
積年のくすみで味わいを滲ませて。
ふと今はなき池尻「まっち棒」を思い出す。
このカウンターはきっと、
あんなコジャレデザインが提案される、
ずっと前からあるのでしょうね。
「五目ラーメン」や「チャンポン」も気になりつつも、
注文するのはいつも「ラーメン」。
シンプルなのが「揚子江」のラーメンだ、
という想いもあるけれど、
呑んだあとの小腹を抱えてお邪魔することが多いから、
という理由も決して否定できません(^^)。
澄んだスープをひと口して、
妙に安堵して、肩の力がふっと抜ける。
柔っとした細麺をひと頻り啜ってから、
卓上の「揚タマネギ」を投入する。
容器の蓋にテプラで示す、
スプーン一杯が適量とする要領を忠実に守り、
揚げタマネギの香ばしい甘さの加わった、
スープの魅力と変化を愉しむのです。
菊菜(春菊)の青みもこのスープなればこその、
トッピングでありますね。
大阪の人々の秘かなソウルフードのひとつ、
ではないかと勝手に思うラーメン「揚子江」。
ともすれば油脂や塩分が過剰になりがちな、
そんなドンブリの景色はどこ吹く風の感じがいい。
ずっと変わらずにそこにあって欲しい、
ここもそう思うお店の一軒です。
「揚子江」本店
大阪市北区角田町7-17 東宝OSMビル1F [Map]
06-6312-6700
