WINE BAR「R」で 納得の生パスタランチ裏新富の隠れ家

winebarr.jpg裏新富とでもいうべきエリア。 ちょうど、洋食「煉瓦亭」や鰻の「青葉」のあると同じブロック。 その2軒の前を通り過ぎた辺りの路上に、「生PASTA Lunch」と謳う、手作り感ある看板が立っていました。 どこだろうと路地を覗くと、民家の軒の上、物干し場の足元にワインカラーのフラッグが見つかります。 ワインボトルとグラスのピクトと一緒に「WINE BAR」と示すフラッグ。

店前には、女性陣が集まり始めています。 winebarr01.jpgwinebarr02.jpg のむのむさんもいち早く訪問しているもんね。 まさに民家を改造したのであろうその店は、狭いながらも落ち着いた空間で、旧民家のなかにいることを途端に忘れさせます。winebarr03.jpgwinebarr04.jpg二階にも客席があるようで、見上げればどこぞの別荘のような風景。 外から見た物干し場をどう眺めることになっているのかとちょっぴり気になります。 winebarr06.jpg 「R」のパスタランチは、日替わりのAかBが基本線。 初めて伺った日のAランチは、「タコのピリ辛トマトソーススパゲッティー」。winebarr07.jpgピリ辛の加減とソースの濃度、塩の決まり具合がいい。 なんだかぼんやりした味わいのソースや妙にコッテリしょっぱいソースに残念に思うこともあるけど、対してなかなかの好印象だ。 winebarr14.jpg 別のお昼に、粉チーズのたっぷりのサラダを一気に平らげて。 続けて受け取ったお皿が「ベーコンとアスパラガスのスパゲッティー とろけるチーズ入り」。winebarr08.jpgwinebarr09.jpg玉子の黄身ちっくなソースにとろけたチーズのコクが惹く。 水っぽくなく、かつキレのあるまったり味にアスパラの仄青い風味がいいアクセント。 生麺のむっちりした歯応えと粉の旨みにニッコリだ。 とろけるチーズ入りのお皿と云えば、こんなスパゲッティーもある。 「黒ゴマのミートソーススパゲッティー」。winebarr10.jpgなんだか黒褐色なソースなのだけど、口に含むとミートソースらしいトマトの風味と挽肉の甘さがして、そのすぐ後から擂った黒胡麻の風味が追い掛ける。 winebarr11.jpgwinebarr12.jpg そこへ溶けたチーズのとろんと味がコクを足す。 まったくもってシツコク思わないのは何故でしょう。

新富の路地に佇む、隠れ家的ワイン・バー。店名を「R(アール)」。winebarr13.JPG「RってなにゆえにR?なにかの頭文字でしょう?」と訊いたらば、なんとも意外な応えが返ってきた。 「響きがよくってアールとしたんです、それだけです」とオーナー氏。 「ワインバーアールです、と電話での応答も心地いいです」とスタッフ氏。 なるほど。 そうは云いながらなにかの拘りや由来があるかもしれないけど、それを”R”という記号の「響き」に収斂させて店の名としているんだね。 今度は宵口に二階席でワインを頂戴いたしたい。 六番町、日テレ通り沿いにも兄弟店があるようです。

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「R」新富店 中央区新富1-5-6 [Map] 03-3297-2622 http://www.free-republic.com/
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