
新亀島橋から臨む、川の畔の九州屋台。
以前の表情が少し変わっていて、特に山吹色を地色にした看板が目を惹いている。
「九州屋台劇場」が早くも3周年を迎えて、リニューアルを果たしていました。

「煮込みカレー」や「網焼鶏の重」といった感じのメニューも一変していて、軸になっているのが「名物・焼きちゃんぽん」。
九州ちゃんぽん麺を使用した「炒麺」のバリエーションがランチメニューになっているのです。

「名物・焼きちゃんぽん」は、
ちゃんぽんの麺を汁なしの状態に白湯スープで炒めたお皿。

飾る具材もキャベツに玉葱、もやしに木耳に蒲鉾、イカゲソなどなどと如何にもちゃんぽんのそれである。
そしてなるほど、麺もやや細めのちゃんぽん麺。

その麺が纏うスープと脂は、云われてみれば確かに、ちゃんぽん風味ではある。
でも、「あはは、ちゃんぽんだ!焼いちゃったちゃんぽんだ!」と笑いながらブンブン頷くほどの醍醐味にはやや欠ける気もする。
こってり仕立ての「焼きラーメン」では、本家ドンブリの魅力をうまいこと伝えてくれている事例もあるので、この「焼ちゃんぽん」にももうひと工夫が必要なのかもしれません。
そうは云っても、もう3回ほど食べていて、いつも「焼ちゃんぽん」ばかりではなにかと、「上海炒麺」を所望してみる。
九州屋台で上海とは如何なる繋がりか、なんてことは考えない方がいい。
考え始めると、じゃぁサンバルソース「エスニック炒麺」のインドネシアとの関連は?なんてことになってややこしいンだもん(笑)。
「上海炒麺」は云わば、オイスターソース味の「焼ちゃんぽん」。

それじゃぁ、上海炒麺というよりは、「広東炒麺」などと呼んだ方がいいのかもねと思いながら、啜る麺。
オイスターソース味である分、味わいの輪郭はくっきりしていて、サービスで添えてくれる小ライスのおかずにもよく合う感じだ。
亀島川の畔に立つ博多屋台劇場「九州屋台劇場」の昼の顔は「焼ちゃんぽん」。

山吹色の看板には「焼ラーメン」の文字もある。
姉妹店(というより、本丸)の「じのもん家」でいただいた「焼ラーメン」がここでも夜にはいただけるってことらしい。
夜の帳の下りた川沿いで、ホルモン食って、九州おでん食べて、仕上げに焼きラーメン、なんてちょっとイケナイ感じが、博多・中洲にいる気分を誘うのかもね。
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「九州屋台劇場」茅場町店
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