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ころうどん「でら打ち」で もつ煮込み豚もやしポン酢鶏団子八丁鍋
割りとお昼に伺うことの多い、旗の台「でら打ち」。
その度に眺めるお品書きの冒頭部分にある、
酒のつまみ系メニューが気になっていました。
時には満席ギリギリになるお昼どきに比べて、
夜の「でら打ち」はおよそゆったり。
今夜は、「でら打ち」のお酒のお供を紐解いてみましょう。ビール中瓶をいただいて、まずはやっぱり「もつ煮込み」。なるほどの味噌仕立てではあるのだけど、八丁味噌でグイグイでは全くなくて、白味噌に思う甘さのような風味が基調になっている。
そしてなにより、旨い。
さらりとすっきりした汁の中に濁りのない旨味がしっかとある。
んー、ここに開花楼の麺を入れて、啜ってみたーい(笑)。
「ブロッコリーの明太マヨネーズ」は、一見おウチでもできそうなお総菜的サイドメニュー。
でも、シャキッと茹でたブロッコリーに合わせたマヨネーズソースになんだかセンスを感じる仕立て。
「豚もやしポン酢」はというと、淡い色合いの汁で炊いた豚バラ肉とモヤシをポン酢にちょんとつけていただくモノ。
豚肉の甘さ、モヤシの甘さポン酢が描く輪郭に引き立てられて、何気ないけど箸が止まらない。
ビールと交互に、ね。
これも夜のみメニューな「鶏団子の八丁鍋」。
八丁味噌の本領を鶏ツミレの小鍋でいただいちゃおうってな趣向であります。
くどさなんかなく、仄かな酸味を含むような八丁味噌の風味が、お揚げや鶏団子に沁みて沁みて。
ハフハフしながら、ビールをクッと。
そして〆にと、うどんを物色。
涼しい夜には、「きつねうどん」なんて手もあるけれど、「でら打ち」の本懐は、「ころうどん」と「カレーうどん」。
そうそう、冷たいうどんと温かいカレーの「冷やあつカレー」もまた乙なもの。
冷水にシメて適度に量感を湛えたうどんにトロンとしたほのスパイシーなカレーがたっぷりと絡む。
いつものように「ころうどん」のたまり系の醤油を垂らしたい気もするものの、これはこれで文句なし。
ふー、満足ぅ(笑)。
うどん前にちょっと一杯呑る手もあるよの、手打ちうどん「でら打ち」。
夜に来る機会も増えそうです。
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「でら打ち」 品川区旗の台2-7-3 [Map] 03-3787-0591