名古屋エリアの好来一派の総本山として、一目も二目も置かれているという、吹上最寄りの「好来道場」へとやって参りました。
元来の「好来」から一時閉店や弟子たちの輩出を経て、
”道場”と称するに至った、どうやらそんな経緯があるようです。
静かな住宅地にそっと溶け込むようにある薬膳系らーめん「好来道場」は、壁に掲げた木札が”道場”らしさを醸していて、微笑ましくも頼もしい。カウンターにつこうとするとチケットをと促され、
入口右手に設えた帳場で、頭上の品札を見上げます。
「松」「竹」「寿」に「快老麺」とあって、「松」が基本形、「竹」はそのままメンマのせ、「寿」は寿ぐチャーシューという符丁になっているよう。「松」「ねぎ多し」の番号札を仕込みます。
「根菜煮汁」と謳うだけあって、野菜の柔らかな風味がスープの根っこになっていて、尖ったインパクトはない代わりにコク味の芯の確かさと毎日食べちゃっても良さそうな仕立ての優しさがある。
今度機会があったら、ヒロキエさんも食べていた「快老麺」に挑みたいな。「総本家 好来道場」 名古屋市千種区春岡通6-1-16 052-735-3655
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