column/00718再会
季節料理・銘酒処「和田家」
ひと区切り済んだ仕事の軽い打ち上げにと、ちょー久し振りに茅場町の路地にある「和田家」へ。呑みに来るのはいつ以来か判然としないなぁと思いながら大将の顔を窺うと、心なしか老けたような気もします。そのまま2階へ上がる。あれれ、ここって座敷じゃぁなかったっけ。う~ん、いつの間にテーブル席になっちゃったンだろう。ま、いっか。早速ビールをぐーっと空けて、ホワイトボードから「新天豆」「もつ煮」「ごぼう唐揚げ」あたりを選び、250円のサービス芋焼酎をくぴくぴ舐める。お魚系もウリのひとつの「和田家」では、お造りもいただかねばなりません。「金目鯛」が早くも仕舞いだったのが残念も、すっと蕩ける「まぐろ中とろ」、〆加減ほど良い「〆さば」、そしてたっぷりとした脂ノリの「かんぱち」が、いい。お値打ちだもんね。塩でお願いした「手作りつくね」は、オジサン嬉しいたっぷしサイズ。はふはふとすると胡椒の利いた中にジューシーに肉汁が滲んで、これもイケル。曲がりなりにも「魔王」が500円でサービス中です。
「和田家」 中央区日本橋茅場町3-7-9 03-3664-9593