column/02091
極上ラーメン「第一旭」河原町六角店
たかばし、にあるという「第一旭」の本店に行ってやろうと狙っていながら、酔っ払い加減からタクシー乗って行って並ぶ可能性があるというのがシンドク思い始めていたところ、ちょうど通りすがりに「第一旭」の看板を見つけてしまい、予定変更してみる。時間帯の所為もあるのか、客は2分の入り。どれどれとメニューを見ると、しょうゆ、みそ、塩の3本にキムチ、こってり、九州にデラックスとなんだか脈略ない感じ。「学割ラーメン」って注文できるのかなぁなんか考えながら、ここは素直にと「しょうゆラーメン(並)」をお願いする。届いたどんぶりを一見するに、東京・名古屋でいただいたそれとおよそ似ている。似てはいるけど、啜ったスープは醤油の角がカクカクと立っているのが妙に引っかかる。その分スープ自体の奥行きを感じる余地が狭められてる印象だ。会計の際に、たかばし本店の話をしたらレジのオバチャンがこうノタマウ。「あ、あちらとは関係ないんですよ~」。ええ~、そぉなのぉ~! だから「第一旭」はややこしい。以前からずっと気になっていた「第一旭」の起源に目前まで迫りながら、出会い損なったことが急に悔やまれてきた。いつになるやら分からんけど、今度京都に寄る機会があったなら必ず行くぞと誓う、四条大橋橋上でありました。
「第一旭」 京都市中京区河原町六角西入ル南側