とんかつ「なにわ」で こってり不思議なソースなにわ丼

naniwa.jpg東京への帰り際ちょっと足を伸ばして、 南海難波駅を見上げる「なんさん通り」近くの「なにわ」さんで食事を摂ることにしました。 L字に廻したカウンターと小さなテーブル2卓のこじんまりとしたとんかつ屋です。 「大海老定食」を筆頭にした定食メニューを順に追っていくと、「ヘレかつ定食」「海の幸定食」「かつおとんかつ定食」、そして何故か「のり茶漬け」まで、気になるタイトルが並んでいます。 中でもやっぱり気になるのは、浪速を代表するかのようなその店名を冠した「なにわ丼」でしょう。
意外に無表情の店主がいろいろな具材に衣をつけて、油の満ちたシンクに投入している様子をぼんやりと眺める。 やがてやってきたどんぶりに載ったかつ諸々には、味噌かつの赤味噌タレのような風貌のソースがどろろんとかかっています。 ご飯の上には細かいパン粉に包まれた、玉葱、豚、薩摩芋、海老、鶏ささみ、肉団子に南瓜。naniwa01.jpgドミグラスソースのような、でも決してそうじゃないとも思えるこってりと不思議なソースでご飯ががつがつ進むけど、ある瞬間突然にくどさが鼻につくようになってくる。 「矢場とん」ほどのしつこさではないにしても、それと同じエッセンスを含んでいる感じもするネなどと思いつつ、その一方で、でもまぁこの辺がこの丼の魅力なんだろなとも思う。 そうそう、「のり茶漬け」に何気なく並んで記されている「かつ茶漬け」。 もしかしてこれ、うまいんとちゃう? 「なにわ」 大阪市浪速区難波中2-6-1 06-6633-0472
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