純系名古屋コーチン「東京 やきとり亭」銀座店

yakitoritei_gi.jpg中央通り沿いのスタントサインに「コーチンたまごどんぶり」というメニューを認めて、「親子丼ね~」と階段を昇りました。夜には焼鳥屋然とした賑わいをみせるのであろう店内も、ランチタイムには妙に落ち着いた表情です。右奥のカウンターに廻り込んで、「たまごどんぶりを~」と告げると、「あ、それ、今日、ないんですぅ」。ぬわんだと~~。キ、キミは路上からそのどんぶりをイメージしてわざわざ階段を上がっていた客の想いを蔑ろにしようとするのか~、メニューの上に今日はないって貼っとけ!と叫びそうになるのをグッと堪えて(笑)思わず、「え、なんで?」と訊いてしまった。「今日、コーチンの挽肉が入荷してないんです、スイマセン」との応え。どうやら挽肉を使ったどんぶりだったらしい。ま、しゃーないか。仕方なく「やきとりどんぶり A」にしておきました。ちなみにBは、かしわが1本多いもの。「伊勢廣」あたりでイメージする焼鳥丼とは違った、少々気取った盛り付けのどんぶりがやってきました。バリっとした皮とジューシーな身のコントラストをみせるかしわやいいレア具合のささみは、悪くない。違和感を覚えるのは、どんぶり全体をカレー風味が被っていること。ご飯の上にカレーの粉末が散布されているんだ。濃い味のタレで折角の鶏肉の味わいを殺しちゃうのもなんだけど、う~ん、カレー風味かぁ。鶏肉にではなく、ご飯に調味したところが勘所なのかもしれないね。あ。六義園の系列店に行ったことがあったのを店を出てから思い出しました。 「東京 やきとり亭」銀座店 中央区銀座7-8-8 銀座グランディアビル3F 03-3289-131
column/02019