column/01367再会
海鮮・沖縄料理「うみかぜ」
久々に「うみかぜ」でランチ。それは何故って、店頭のお品書きに「海ぶどう丼」っていう気になるメニューを見つけたからなのです。レジに座った店主が例によってニィと笑ってお出迎え。「ウミブドウってあの海ぶどうだよねぇ、そのどんぶりってどんなん?」と応対のおねぇちゃんに訊くと、「鮪のやまかけとあわせているンですぅ」と云う。あ、なるほど、そういふことか。「ん、それお願いします」。やってきたのは、ほらほら、こんな風に三色のドンブリであります。マグロの赤身は割りとしっかりとした味のヅケになっていて、ご飯を誘う。きれいなプチプチをみせている海ぶどうにもしっかり目の味つけがされていて、鮮度を思わすシャキシャキと独特の風味がドンブリの具材としての使命を一生懸命果そうとしているのが判る。青い磯臭さなんてないもんね。ほ~。酒肴が定位置の「海ぶどう」をご飯のおかずの一角にという発想はなかなか浮かび難いよね。これもちょくちょく沖縄に足を運ぶ店主が、彼の地で見つけたアイデアなのかもぉとサービスのシークヮーサーを飲みながらぼんやり考えたりするのでありました。
「うみかぜ」 中央区八丁堀2-30-13ライオンズマンション八重洲1F 03-3553-6100