四条烏丸の交叉点から四条通りを河原町方向へ。
ここの地下にも「イノダ」があるんだよね、
と思い出しながら大丸の前を通り過ぎ、
堺町通りを左に折れる。
その先の一本奥に錦市場のアーケードが臨めます。
市場のひと通りをなんとはなしに眺めながら歩くと、
既に目的地の前でした。ふたつの竹塀の右側には「はな邑」、左手には「みやざわ」の表札。
「じき 宮ざわ」は、凛とした10席のカウンター。 正面の棚には、飯釜が並んでいます。
まずは、「ぐじのかぶら蒸し」。
冷やの「鶴乃声」をいただいて、「お豆腐と鱈の白子の擂り流し」。
お造りは、伊勢で揚がったびん長鮪の。 葛で寄せた土佐醤油と鬼下ろしで粗く削った大根、熊本・八代の新物の青海苔をトッピング。
此処「じき宮ざわ」の名物のひとつというのが、「焼き胡麻豆腐」。
これまた熱々でやってきた土鍋は、「九条葱とじゃこのあんかけ」。 透明なあんが沸々としてる。
そして、かまどで焚いた土鍋のご飯。 二膳目三膳目と味が変わってまいります、と。
水菓子は、綺麗な甘さの 「天草」という蜜柑と「ひのしずく」という苺。
京都・堺町の凛として朗らかなカウンター、日本料理「じき 宮ざわ」。
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「じき 宮ざわ」 京都市中京区堺町四条上ル東側八百屋町553-1 [Map] 075-213-1326 http://www.jiki-miyazawa.com/
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