週末の自由が丘駅正面口は、
待ち合わせのひとびとで夕暮れの雑踏。
ちょっとした人混みの中から見知った顔を見つけて、
あっちに離脱と踏切方面を指差します。
ロータリーがリニューアルしたのは確か今年の春先頃のことだったんじゃないかなぁなどと話しながら大井町線の踏切を渡ります。
そのままずーーっと裏手のほうまで足を延ばしたり、
妖しさ漂う路地かなんかに忍び込むのが性質なのだけれど、
今宵の目的地は、目と鼻の先。
踏切前のフルーツショップのところからも店頭の看板が見つかります。
以前ここにTSUTAYAがあったよね。
地下への階段へと向かうと、誘う提灯には、「串カツ」「刺身」の文字。予約の名前と人数を告げたところ、 ちょうど入口で重なった団体客と一緒と勘違いされて奥の部屋に行きかける(笑)。 引き返して、入口近くのテーブルのひととなりました。
やっぱり口開きはビールでとプレモルのグラス。 ひょろっとした筆文字のお刺身品書きから金目鯛。
「ソウルマッコリ」をカラフェでと声を掛ける。 ふと店頭の提灯を思い出して、「串カツ」のメニューを物色します。 「和旬」には、30近い種類の串カツがあるのです。
カラフェから「ソウルマッコリ」をグラスに移して、あらためて乾杯。
こふいふ揚げ物に、「ソウルマッコリ」はすんなりと似合うのだね。残念ながら「殻ガキ」入荷せず、とのことなので、然らばと串カツの牡蠣やアスパラや。
そうこうしている裡に、100名ほどのキャパを擁する店内がほぼ満席になる。 忙しいそうに行き交うオネエサンを捕まえて、ちょっとムリなお願いをしてみる。 「ソウルマッコリ」のメニューには載ってないのだけれど、 「ビールマッコリ」を作ってくれまんせか、と。 すると、「昨日もそう仰るお客さんがいまして、おつくりします!」と応じてくれました。
「ソウルマッコリ」とプレモルとをおそらくハーフ&ハーフにしたグラス。
例えば、肝のコク味で攻める「イカ肝バター焼き」。
どうやら「和旬」のこの時季の定番らしいのが、「カキご飯」。
串カツあれこれと時季の酒肴あれこれ、「和旬(しゅん)」自由が丘店。
今宵は、サントリーの企画、「東京でマッコリが飲める 居酒屋特集」
でお邪魔しました。
「和旬」自由が丘店 目黒区自由が丘2-13-2 スカイプラザビルB1F [Map] 03-3723-5570
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