今季久し振りに訪ねた「新富 煉瓦亭」。
洋食元祖の矜持をみたような「カキフライ」仕立てが印象深い。
「カキバター焼き」も良かったな。
そんなことを思いつつ、
そういえば他にも「銀座 煉瓦亭」から暖簾分けしたお店があることを思い出しました。
距離はそう遠くないのに、足回りがいまひとつでどうも縁の遠い感じのする森下界隈。
市場通り(新大橋通り)を往って、そのまま新大橋を渡れば着くのにな。
ふと、バスでは行けないのだろうかと調べると、平成通りに新大橋を渡って錦糸町や亀戸に向かうバス路線がある。
時間を合わせてバス停に並んでバスのひと。
新大橋を渡ったバス停、新大橋で下車します。
「深川 煉瓦亭」は、新大橋通り沿い。
お店も多くなく、意外とひっそりした界隈に浮かべるマゼンタ色のネオンが目印だ。
扉を開けるとフロアはひっそり。
ただ、二階にもフロアがあるらしく、宴会モードの嬌声が漏れ聞こえてきます。
兎に角やっぱり「カキフライ」。
愛想のいいオバちゃんが「ハイね」と応えて、厨房にオーダーを通します。
ライスのお皿と一緒にオバちゃんが届けてくれたお皿には、「新富 煉瓦亭」の「カキフライ」を彷彿とさせるしっかりした揚げ色の牡蠣フライ。森下側にアプローチする術を知ったので、も一度寄ろうとふたたびバスのひと。 今度は1階フロアはそれなりの賑わいでありました。 改めて卓上のメニューを漁ると、「深川の地ビール」なんてご案内もある。 白いラベルの深川神明宮、赤いラベルの芭蕉庵、そして黒いラベルが新大橋と三種のタイプがあるらしい。 ラベルの色はまだしも、ネーミングとの意味合いはよく判らないなぁと思いつつ、場所柄に配慮して、黒の新大橋ラベルの地ビールをお願いしました。
THE洋食の店の誉れ高き「煉瓦亭」暖簾の一軒、下町「深川 煉瓦亭」。
「深川 煉瓦亭」 江東区新大橋2-7-4[Map] 03-3631-7900 http://www.rengatei.net/
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