それは確か、まだ空気涼しげな5月下旬の頃。
八丁堀に事務所を構えるカメラマン氏とたまには呑もうと界隈をうろうろしたことがありました。
酒屋だった場所がレストランバーに転じた「レトノ」を冷やかしたり、まだ真新しい暖簾が初々しい「中州餃子」の店先を覗いたりなんかしながら続ける徘徊。
と、たん「助六」脇の路地、「鈴木米店」とカレー「プラクリティ」との間にバーガンディ色のファサードが出現しているのが見つかりました。
あぁ、この隙間に飲食店ができるなんて(笑)。開店を祝う胡蝶蘭を横目に扉の中へ。
間口はその両開きの扉のサイズと同じ。
そう、両腕を広げたくらいのね。小さなテーブルの脇をそのまま奥へと進むと、 突き当たりがカウンターになっていて、その向こうがおそらくキッチン。 左手L字にスペースがあって、そこにもテーブルがいくつか。
「魚介のキッシュ」は、
メニューでみつけるとどうしても注文みたくなってしまう「牛ハチの巣煮込み」。
「ここって以前はなにがありましたっけ?」と訊ねたら、 「ハンコ屋さんだったみたいですよ」とシェフ。 そうか、ハンコ屋さんがかつてあったような、そんな気がします。
暫くすると、ランチが始まっていました。 店頭の黒板には、「ご用意数10食」とある。 つまりは、日替わりであろうその10食だけのランチタイムなのであります。
八丁堀の路地で狭い間口のバーガンディ、 Bistro & Bar「Un Carnet(アン カルネ)」。
口 関係記事: たん「助六」で たんは焼かずにしゃぶに佳し唐揚げつくねに角煮(09年05月) おこめやカフェ「八丁堀 鈴木米店」で まぐろユッケご飯優し旨し(10年002月) インド・ネパール創作料理「プラクリティ」でカレーセットのコク旨味(09年06月)
「Un Carnet」 中央区八丁堀3-20-8[Map] 03-3551-1233
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このお店ランチで二度ほど行ってきました。
接客を担当する奥様?がとても気さくで
優しい方で、料理の方も美味しく
私の中で評価急上昇中です。
いずれ報告しますね。
Re:puzzさま
おお、最近ご無沙汰ですが、ランチに女性の接客がありましたか。やっぱり、ひとりだと対応し切れないのでしょうね。夜もよいですよ。
最近2度ほど行ったのですが接客の女性が違ってました。
奥様風とお母様風でしたw
10月に3人で飲むのですが、carnetにしようと思ってますw
Re:puzzさま
ふたりのアルバイトのローテかもしれませんが、ホントに奥様とお母様かもしれませんね(笑)。
ホールの女性も、マスターのおっとり丁寧な感じが伝染してるといいですね。
金曜の夜に行ってきました。
ちなみに手伝いの女性は日本語がちょっと
あやしい若い女性でした。
お料理ですが、大きな驚きはないものの
安定したお味で、しっかりとした味付けで
いずれも美味しかったです。
それにしても締に頼んだ、トマトとベーコンの
スパゲッティの美味しかったこと!
くせになりそっすw
Re:puzzさま
不景気で職がないヒトも少なくないけど、求人するとなかなか人手が揃わない、ってなところでしょうか。アマトリチャーナ的なお皿、気になりますねぇ~。