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ラーメン「麺でる」で 二郎なチャーシュー麺3連5連の短冊麺
駅から離れた人通りの少ない環八沿い。
「麺でる」の前には、数人の空席待ちの姿がありました。
旧札の使えない券売機で食券を買い求めてから、
奥の丸椅子へ。
隣の客に届いたどんぶりを見て、うわっ、と思う。
「二郎」だ。
どんぶりから下のお盆に汁が溢れ、野菜がてんこ盛りになっている。
麺の量も半端ない。う~む。
そこへ「チャーシュー麺」のドンブリがやって来た。3連、5連などと、短冊状に麺の横に繋がった麺や真黒麺など、独創的な自家製麺が「麺でる」の真骨頂らしい。
途中で休んだら食べきれなくなると踏んで、一気に食べ進みます。
背脂の浮かんだ熱々のスープとモチっとしつつ意外とダレのない麺のマッチングは心憎くもある。
「二郎」では、後半になって脂と化学調味料のくどさに打ちのめされることが多いけれど、ここでは不思議とそれがない。
完食。ああ、でも苦しい。
一番奥にいた高校生は、初めて来たのにもかかわらず大盛りが食べれると注文して、食べ切らないと帰れない条件に苦悶の表情を浮かべている。
通常400gだという麺の量は指定ができるようだけど、兎に角腹ペコで行きましょう。
「麺でる」 大田区田園調布1-21-2 [Map] 03-3721-9499