物凄く久し振りに走る首都高新宿線。
そのまま高井戸から中央道へとのんびり。
調布辺りで渋滞も予想されたけど、
割とすんなり八王子ジャンクションまでやってきた。
其処から圏央道へと逸れて、ちょと北上。
西八王子インターで高速を出る。
そうそう、この6月に圏央道が東名に繋がって、
伊豆に行くのもとっても便利になった筈だね。インターから秋川街道を下り往く。 橋上から見下ろす秋川渓谷の川原では、 愉しそうにバーベキューに勤しんでいる様子が映ります。
道に沿ってヘアピン切れば、檜原街道に合流する。 そこまで来れば、武蔵五日市駅はもう間近だ。
駅前のロータリーを通り過ぎて、 五日市線の高架を潜る手前右方向に脇道がある。
自家農場・自家栽培、地元のうどんとそば。 そう謳う立看板の先に一軒の平屋が見える。
ご注文は「肉汁もりうどん」に「季節の茹で野菜」の”まし”で。
やや灰褐色を帯びた手打ちのうどん。
今も農林61号を栽培しているのかなぁ。
ただ、残念なのが汁の仕立て。
“まし”の野菜も自らの手によるものらしい。
そして、「初後亭」の特長のひとつが、名物「ひきずり出しうどん」。 それはつまりは、土鍋で出てくる釜揚げうどん、といったところでしょうか。 熱々の土鍋の湯からうどんを引きずり出して、器に受け、 鰹節と醤油をかけていただくもののようです。
駐車場の向こうには、沢が流れていて、さらさらとした音が微かに聞こえる。
ホームページに、 「初後亭をつくる理由」と題するページがある。
現在、都市部に限らず農業の危機が叫ばれています。 それは、後継者に恵まれずに来た結果、 土地を耕す人が居なくなってしまうと言う危機感です。 一生懸命生産し出荷しても、全国一律的な市場価格に左右され、 出荷までどんな手間や材料費、機械設備費がかかっても、 どんなに新鮮で美味しくても、 全国で決められる市場価格それ以下の値段なのです。 ひどい場合、耕作面積の広大な外国とも価格で競わされることになります。 そういった状況では、一般の農家に「がんばろう」という気持ちが失せてしまい、 後継者が少なくなるのも頷けます。 どうしたらよいでしょう。
ひるがえって、わが街あきる野を考えるとき、 あきる野の農産物をそのまま食べさせてくれる施設や料理店は1軒もありません。 農産物に「料理するという付加価値」を付ける場として、 消費者が望む食材を使った料理店として、 私たちは初後亭を開店しなければならないと思います。(以上抜粋)
うどんを打ち始めてから開店まで約20年を要したという。 地元の農作を紡いでいくための手立てを真っ直ぐ実践されていることに、 敬意を表します。
あきる野の自家農場で自家栽培した小麦と蕎麦を地元の技で供する、 旬菜果実処「初後亭(しょうごてい)」。
口 関連記事: 純手打うどん「ますや」で肉汁うどん此処にも武蔵野うどんの原風景(14年10月)
「初後亭」 あきる野市三内字初後 (三内223) [Map] 042-596-0541 http://www.gws.ne.jp/home/shogotei/
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