
それは確か12年の師走のある日。
久し振りにオープン・カフェスタイルのビストロ「ZOЁ」で「ナポリタン」でもと足を向けました。
その並びには、丼呑倶樂部「金太郎」。
キャラの濃いぃオッチャンの存在と「しょうが焼き丼」の印象が強いお店だ。
「ZOЁ」の前まで来たところで、その隣の建物の真ん前にカラーコーンとバーで囲んだトラックが横付けされているのを目に留めました。
あれれ?と店の正面に回り込む。

まさに建物に足場を架けている真っ最中。
「丼呑倶樂部 金太郎」と示した銘板ももう見当たりません。

また一軒、個性なお店がなくなってしまったかと、
とぼとぼその脇の裏通りを歩いていたら、
どこかで見たようなフレーズの看板を見つける。

ここに移転していたのかぁーと古い雑居ビルの3階へと駆け上がる。
でも、扉の前でまたちょっと戸惑った。
それは、鉄扉に填めた硝子に記してあったのが、
「金太郎」ではなく、「Quint Arrow」であったからです。
おずおずと扉を開くと、意外と広いフロアが広がっていてちょっと吃驚。
それでも、白髪の髪をポニーテールに束ねたオッチャンの姿を認めてひと安心。
注文を終えて、ずいっとフロアの奥まで進みます。

フロアの中央には、フルサイズのビリヤード台が鎮座。
ダーツマシンも置かれています。
ポニーテールを少し揺らしながら、
カマーベストを着けたオッチャンが運んでくれた「唐揚げ」のお皿。

やや衣厚手に芳ばしく、カラッと揚がった唐揚げが素直に旨い。
サラダや味噌汁は、セルフで準備するのがこちらのルールです。
別のおひるの日替わりメニューには、なんと「しょうが焼き」(笑)。

飾らず気取らず、生姜の風味も控えめな仕立て。
豚肉バラの脂の甘さがシンプルに愉しめます。
またまた別のおひる時には、「牛すじ」の定食。

ちょっと辛めの汁とくたくたのモツがご飯を誘わない訳がありません。
移転して、ビリヤードやダーツも楽しめるお店に姿を換えた「Quint Arrow」。


店内を流れるBGMが、ハワイアンだったりするのもまた不思議な開放感。
「Quint Arrow」=「金太郎」。
「Play Zone 金太郎」「Music Bar 金太郎」ではなんなので(笑)、
語呂よく横文字にしようと腕組思案したのでしょうね。
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「Quint Arrow」
中央区八丁堀3-7-7 原田ビル3F [Map] 03-3555-5790
http://quintarrow.on.omisenomikata.jp/
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