ショーケースには、「天ぷらうどん」に「中華そば」、「うどん定食」。「カツ丼」なんかもあって、麺専科という訳でもなさそうです。 どんぶりが大きく見えるのは、気のせいかな。
透けた硝子の引き戸をからからっと引いて店内へ。 まさに昭和が匂う雰囲気がいい。壁の品書きにはずらっとざまざまな食堂メニューが載っています。 「冷やしうどん定食」「湯つきうどん」や「みそ煮込みうどん」は対面の壁の品書きに。
店内にちょっと漂うカレーの香りに忽ち「カレーうどん」の口になる(笑)。 “びっくり”とショルダーフレーズを抱いた「カレーうどん大盛り」も気になりつつ、 「カレーうどん」550円をお願いしました。 なみなみとしたカレー汁の湖面を膨らませ、どんぶりがやってくる。湯気の向こうには、通りの喧騒が静かに覗く。
たっぷりのとろみに撥ねさせないように慎重に挿し込んだ箸をゆっくりと持ち上げます。うどんは、つるっとした表面のテクスチャとコシとは違う歯切れのいいタイプ。 カレー汁には、粉っぽさが残っていて、間を置いて辛さが襲ってくる。 カレーを炒るようにすると感じが変わるのかもしれないね。
創業90年を超えるという、覚王山日泰寺参道の麺類食堂「玉屋」。次回はぐぐっと寒い頃に、「みそ煮込みうどん」に「木の葉丼」で(笑)。
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「玉屋」 名古屋市千種区山門町2-47 [Map] 052-751-5512
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