
「MAIMON」で思い出すのは、駒沢通り沿いのアーケードに出現した”Oyster Bar”というフレーズ。
もう10年くらい前のことになるかもしれません。
狭い間口ではあるものの、煌びやかなディスプレイが印象的でした。
そんな「MAIMON」恵比寿は、いつの間にか移転して、大箱飲食店ビルの最上階に。
グループの「IMAIYA」のあとを引き継いた、ゴージャスなインテリアのオイスター・バーとなっていました。
夜の営業前の陽射しの射す中、
ウェルカムにいただいた泡越しに見上げる高い天井。

第2回を迎えた「東日本カキ産地支援復興対策会議」の隅っこに参加するため、会場提供してくれた「MAIMON」へとお邪魔した次第であります。
「MAIMON」さんのさらなるウェルカムは、
カクテルグラスに飾られた牡蠣、その名も「マイモンダイヤ」。


それは、北九州豊前海産の、なんと「MAIMON」の自社ブランド。
あっさりしつつ、清澄な旨みを湛える感じの真牡蠣。
季節によって産地を変え、おのずと味わいも変わっていくとするブランドのようだけど、みずからのブランドを持つオイスター・バーなんて、他に知らないよね。
白ワインをいただいたところに到着したのは、持っているには重そうな大きなトレー。

こちらが本日のチャリティオイスターの牡蠣、「春香」だ。
岩牡蠣「春香(はるか)」は、島根の沖合いに浮かぶ隠岐の産。
日本で一番最初に商業化した岩がき、だそう。
海士町の
海士(あま)いわがき水産が供する「春香」は、玄人筋も一目置くブランドという。

ちょこっと檸檬を搾っていただく印象は、真牡蠣と岩牡蠣の間のような。
クリアな滋味を仄かなクリーミーさの気配が包んでいて、そこにバランスと品を想う。
「春香」は三年もので、二年目に”耳吊”と呼ぶ工程で手間をかけるのも特徴のひとつ。
それぞれが互いに接着したような状態で垂下ロープに付着した牡蠣をひとつづつばらし、牡蠣ひとつひとつの蝶番の先端に小さな穴をあけ、そこへテグスを通して放射状になるように垂下ロープにふたたび固定する。
そんな大きな手間をかけて、育成の密度を調整し、牡蠣に万遍なく栄養が廻るように。
そうすることで、プランクトンの多い海域を敢えて避け、清澄な海域を選びながら、幻の、とも呼ばれる牡蠣を育んでいるのだそう。
そんな「春香」に「MAIMON」の5種類のソースからオススメの薬味ぽん酢を垂らしてみる。



うほほ、なるほど、途端に旨みの輪郭がよりくっきりとして、ちょっとした変化も愉しめる。
と、いうことで、もうふたつください(笑)。
「マイモン」「春香」と白のグラスをひと廻り味わったところで、
ミーティングにするんと移行します。
復興取り組みの状況や実施イベントの報告、主だった企画提案の内容・進捗を共有し、会議第1回以降に集まった義援金の使い方を決めたり、これからの会議あり方をあれこれ意見交換したり。
結局、予定時刻を大きく上回る、会議&チャリティオイスターとなりました。
三陸を代表する名産品の牡蠣で、三陸の自活への路を少しでも手助けしたい。
会議の様子や取り組み内容は、随時、
日本オイスター協会特設サイトに掲載されます。
復興牡蠣オーナーも着実に増えています。
恵比寿、銀座、そして大阪・梅田に展開する、
スタイリッシュOyster Bar&Charcoal Grill「MAIMON」。

夕闇とともにそのラグジュアリーな雰囲気がきっと華開く。
正規の営業時間にもお邪魔しなくっちゃ。
「MAIMON」恵比寿
渋谷区恵比寿南2-3-14 CONZE恵比寿7F
[Map] 03-3715-0303
http://www.secret-table.com/brand/maimon/