
新富で洋食のお店といえば、
ご存知「煉瓦亭」か、「三好弥」か。
築地方面の「蜂の子」「ヤナギ」か、
湊に向かって「ながおか」「トキワ」あたり。
そんな新富町洋食の一軒「三好弥」にもとうに、
秋の気配が訪れていました。
なにがって、「カキフライ」の品札が既に壁に貼られているンですもの。
早速、お願いする「カキフライ」。
奥の厨房から微かな揚げ音が零れてきます。
中サイズの牡蠣フライの4個盛り。

タルタルとやや距離を置いて、練り芥子が添えられているのは、牡蠣フライを芥子を使っていただくヒトがあるからなのでしょう。
断然タルタルの方が佳いのではと思いつつ、まぁ、その辺りはお好みで。
檸檬をちょっぴり搾って齧る、まだ少々細身の牡蠣フライ。

うんうんと頷きながら今度は、タルタルを擦りつけて再び口へ。
うんうん。
もっと冬が深まり、春へと向かう頃には、もっとふっくらしてね、
と齧った断面に呟くのはお行儀悪いかな(笑)。

オカアサン、タルタルはできれば、刻んだ茹で玉子がざっくり入ったヤツがいいなぁ、と聞こえないようにこれまた呟いてみたりして。
洋食「三好弥」には勿論、定番洋食があれこれラインナップ。
「豚ロース生姜焼き」は、
ちょっと薄手にスライスした二枚のロース肉がひらひらと誘う。


生姜のタレは後注しでしょう。
軽やかにいただく生姜焼き、って感じかな。
一方「スパゲティーナポリタン」は、
「withハンバーグ」か「withカニクリームコロッケ」かを選べます。
オカアサンにカニコロでとお願いした新富「三好弥」の「ナポリタン」は、
シャツに飛ばない系。


ナポリタンはもちょっと麺が太い方が、らしいかもと思うも、
フォークでくるくるするにつれ、くるくるするスピードが速くなるのでありました(笑)。
新富町の裏道にひっそり佇む洋食「三好弥」。
Gingerちんによると、都内のあちこちに「三好弥」はある。
そして、
ナポちんによると、「三好弥」本拠地はなんと、安城・刈谷あたりの名古屋方面にあるという。
倣って「三好弥」追っ掛けしようかしらん。
口関連記事:
Restaurant「ヤナギ」 でナポリタンとメンチカツ思わずライス(08年05月)
洋食「ながおか」 で破れた衣の揚げ色がソソるカキフライ(08年02月)
下町洋食「キッチン トキワ」で ウィンブル丼に海老フライカレーに(09年07月)
「三好弥」
中央区新富2-3-13
[Map] 03-3551-7065
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