
過日、伊豆田洋之を聴きに「Lock-Up」へ潜入する前に腹拵えする場所に選んだのが、麺場「じゃげな」。
大井町線高架下のアーケードの一角に印象的なファサードをみせています。
ラーメンと書かれた提灯の脇にメニューが掲げてあって、その並びにコンパクトな券売機がある。
どれどれとメニュー

を覗くと、なんと①~⑱までの定番ラインナップ。
冒頭に①替え玉とあるのを微笑ましく思いながら、目線を整理すると、塩が4品に醤油で8品、味噌で4品につけめん、という構成だ。
そしてさらに、トッピング、おつまみ、ご飯モノがひと揃い。
ぐるぐる悩んで選んだのが、醤油仕立て系から「バリだし醤油らーめん」。
2倍だしがきいている、がショルダーフレーズだ。
煮玉子も添えてもらいます。
注文を終えて待つ間、店内をきょろきょろ。
微妙に圧迫感があるのは、カウンターの上に短管で足場を組んで、それを棚代わりにしているから。



壁には、イージーライダーなモノクロ写真をコラージュしてる。
卓上に割り箸はなくて、古紙で作られているというエコロジー箸がグラスに挿してある。
店主の個性やキャラ、考え方が滲み出ているようで、いいよね。
足場板のメッシュとカウンターとの隙間からそっと手渡されたどんぶり。

なんというか、なかなかにいい表情をしております。
どんぶりの魅力はこうして顔にも出るものだよなぁと思いつつ、レンゲでスープを啜ります。
んんんー、節を多分に含んだ魚介だしがしっかりと主張する。

見た目を翻すほど脂も強いような気がするものの、こりゃ~旨いや。
麺はというと、まさにシコっとしてムニっとして、歯切れ良く粉の魅力を伝えてくれる感じ。

意外とよくスープを絡め上げて、それでいて、ぷよぷよしない。
いいんじゃないかなぁ。
それじゃ味噌はどうだろうと、週末にやってきた。
キャベツと味噌の相性は、例えば「ど・みそ」でも確認済み。
⑰番「キャベ味噌らーめん」をお願いします。
バターをのっけてもらおうかな。
これはこれで、いい表情のどんぶり。

湯掻いたキャベツを味噌仕立てスープにひたひたさせてから、しゃくしゃくといただく。
ボディのしっかりしたスープは味噌仕立てにも拮抗して、バランスは悪くない。


バターとろっと溶かして、そこへシコシコ麺をそよがせて、啜る。
うんうん、これも有りだと思います。
「赤ネギ」をこんもりとあしらってみたり、


「どっかん海苔」をドッカンしてみたり、もまた一興でありますね。
大井町の定番ラーメン店の一軒になりそうな予感の麺場「じゃげな」。

「じゃげな」というのは、九州地方の「そうだろ?」といった台詞からきているそう。
「旨いね~(笑)」「じゃげなぁ~(笑)」、そんなやりとりが思い浮かぶ。
本店は長野にあるようです。
口関連記事:
PianoBar「Lock-up」で エメラルドのカクテルと奇跡の歌声(09年10月)
「じゃげな」 品川区大井1-1-9
[Map] 03-5709-0400
http://jagena.com/
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