二の橋と三の橋の真ん中辺り。
アロマフレスカの原田シェフが新しいリストランテを展開したと知ったのは、
かれこれもう4年も前のことになっちゃった。
そのうち行きたいな行きたいなと思いつつ、タイミングの合うところで予約が取れないことを繰り返すうちに今日まできていました。
今宵は、「カーザ・ヴィニタリア」お初訪問です。十番から古川橋に向かってトコトコと。
あれ?この辺りだよなぁと不安が過ぎる頃に看板が見つかります。
1階はイタリアン・ワインショップ、という構えになっているものの、2階レストランへのレセプションとしての機能の方が主体なのだろねと思わせる。
そのまま左手の階段へと案内されて、階上の通り側のエリアへ。
早い時間ゆえ、先客はなし。
スプマンテを舐めながら開くメニューに、アラカルトという手もあるしーと悩みつつ、今日のところはコースでお願いすることに。
まずは、「カーザ・ヴィニタリア」の定番のひとつと云われるバーニャカウダ「菜園風 季節野菜のカーザヴィニタリアスタイル」。
銀盤に華やかに盛り付けられた生野菜たち。
手打ちパスタかお米料理を選ぶ、Pasta o Risoでは敢えてリゾットを選んでみました。
ココットから取り分けてくれる、その名を「タラバ蟹、毛蟹、ワタリ蟹のリゾピラフ」。
蟹三種盛りの贅沢さに気持ちも上擦る感じになる。
絶妙の食感を残すイタリア米の一粒ひと粒が、蟹たちのエキスをたっぷり含んで纏って、香ばしい旨味の余韻。
うへへ、であります(笑)。
決して軽い量感でも切り厚でもないのだけれど、一度の噛み応えの後はすっと解けるように脂の甘みとは違うしっかとした肉の旨味を舌に残してくれて、うんうん、うんうん首を縦に振りながら咀嚼を繰り返すことになる。
次回ここを訪れるときは、「アロマフレスカ」へと参りましょう。
口関連記事:Ristorante「Aroma-fresca」で 深夜の仔牛の脳のソテー(01年08月)
「Casa Vinitalia」 港区南麻布1-7-31 M.tower 1・2F [Map] 03-5439-4110 http://www.vinitalia.jp/
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