Wine Restaurant「Casa Vinitalia」で ココットの蟹リゾピラフ

casavinitalia.jpg二の橋と三の橋の真ん中辺り。 アロマフレスカの原田シェフが新しいリストランテを展開したと知ったのは、 かれこれもう4年も前のことになっちゃった。 そのうち行きたいな行きたいなと思いつつ、タイミングの合うところで予約が取れないことを繰り返すうちに今日まできていました。 今宵は、「カーザ・ヴィニタリア」お初訪問です。
十番から古川橋に向かってトコトコと。 あれ?この辺りだよなぁと不安が過ぎる頃に看板が見つかります。 1階はイタリアン・ワインショップ、という構えになっているものの、2階レストランへのレセプションとしての機能の方が主体なのだろねと思わせる。 そのまま左手の階段へと案内されて、階上の通り側のエリアへ。 早い時間ゆえ、先客はなし。casavinitalia01.jpgスプマンテを舐めながら開くメニューに、アラカルトという手もあるしーと悩みつつ、今日のところはコースでお願いすることに。 まずは、「カーザ・ヴィニタリア」の定番のひとつと云われるバーニャカウダ「菜園風 季節野菜のカーザヴィニタリアスタイル」。 銀盤に華やかに盛り付けられた生野菜たち。casavinitalia02.jpgcasavinitalia03.jpgゴルゴンゾーラのソースも選べるところを、常道なアンチョビでお願いしていたソースがふつふつと沸いている。 ソースの力でバリバリとウサギのように野菜を齧るも、たっぷり盛りに追いつけない。 生野菜を沢山摂るのって案外難しいと改めて思ったりする。 casavinitalia04.jpg 酸の大人しいところでとリースリングの「CA’DIFRARA Apogeo Riesling」をいただいて、選んだ前菜は、「スカンピのリゾットを詰めた花ズッキーニのフリット」。 casavinitalia05.jpgcasavinitalia06.jpg どれどれとお花の部分にサクッとナイフを入れると、なるほど、トマト仕立てのリゾットが顔を出す。 海老の風味と食感と軽やかな外殻のフリットとズッキーニの仄かな青み。 片や、「ホワイトアスパラガスのオーブン焼き ポーチドエッグ添え」はもう、手放しで旨いって感じ。casavinitalia07.jpg 手打ちパスタかお米料理を選ぶ、Pasta o Risoでは敢えてリゾットを選んでみました。 ココットから取り分けてくれる、その名を「タラバ蟹、毛蟹、ワタリ蟹のリゾピラフ」。casavinitalia08.jpg蟹三種盛りの贅沢さに気持ちも上擦る感じになる。 絶妙の食感を残すイタリア米の一粒ひと粒が、蟹たちのエキスをたっぷり含んで纏って、香ばしい旨味の余韻。 うへへ、であります(笑)。 casavinitalia09.jpg 「本日の軽いメイン料理」には、 「和牛 岩塩と胡椒、スパイス風味」。casavinitalia10.jpg決して軽い量感でも切り厚でもないのだけれど、一度の噛み応えの後はすっと解けるように脂の甘みとは違うしっかとした肉の旨味を舌に残してくれて、うんうん、うんうん首を縦に振りながら咀嚼を繰り返すことになる。 casavinitalia14.jpg ロゼなんて手もあるのじゃないのということで選んだのが、 「VIE DI ROMANS Ciantons 2006」だ。 添えてくれていた「野菜のココット」は、皮ごと焼いて真っ黒くした玉葱。 casavinitalia12.jpgcasavinitalia13.jpg 熱々のところをトップから覗き込むように外皮を割り剥がして、中の真っ白を取り出す。 とろんとした玉葱の甘さのなんとも幸せな滋味よ(笑)。 casavinitalia15.jpg 「シンプルパスタ お好みの量で」には、”シンプル”に相応しいよう、ペペロンチーノにしてもらう。 つまりは〆の麺は、するんと食べれてしまうのね。 ドルチェには、「プラリネのセミフレッド 温かいカフェチョコラータソース添え」。 casavinitalia16.jpgcasavinitalia17.jpg そして、コーヒーとプティフールと。 レストランを深夜使いする習慣はないけれど、 25時までという深い時間の様子も気になるリストランテ「カーザ・ヴィニタリア」。casavinitalia18.jpg次回ここを訪れるときは、「アロマフレスカ」へと参りましょう。 口関連記事:Ristorante「Aroma-fresca」で 深夜の仔牛の脳のソテー(01年08月) 「Casa Vinitalia」 港区南麻布1-7-31 M.tower 1・2F  [Map] 03-5439-4110 http://www.vinitalia.jp/
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