所沢界隈で沖縄料理といえば、
学校新道の「護佐丸」か東口の「うちなぁたいむ」か。
調べてみると、新所沢にも一軒あるらしい。
友人の第一子ジュニアの顔を拝むついでに出掛けてみました。
東口からとことこ進み住宅地を抜けていくと、裏通りの向こうに幟がはためくのが見える。
風に靡く幟は、泡盛「直火請福」と「於茂登」のもの。
間違いなくこちらが目的地。
「月夜浜」と書いて、”つきやはま”と読むようです。
小あがりに陣取って、やっぱりオリオンの生で乾杯。
沖縄料理がそつなく並ぶ品書きからまずは、「島らっきょ」に「海ぶどう」、「グルクン唐揚」。
海中では空色のラインが綺麗なボディも市場では赤くなってしまうタカサゴ(=グルクン)。
じっくり揚げてあるところを頭っからパキパキといただくのがいい。
おっ「石垣牛たたき」となっ、とお願いすると盛られてくるは、炙った牛肉の薄いスライス。
如何にも解凍したてのやぎ刺しは、冷たくて山羊独特の風味がほんのりと遠くでする感じ。
ね、これなら大丈夫でしょ(?)。
お飲み物はとうに泡盛モード。
「瑞泉」から「八重泉 黒真珠」、そして「与那国」あたりを巡ってる。
潔くもすっと薄いのが個性でここでは鰹節がたっぷり載っている。
では「くぶしみの燻製」は何かと云うと、くぶしみ=コブシメ。
ふと石垣の海で勇壮に編隊を組んでいたコブシメたちの光景を思い出す。
嗚呼可哀想に、燻製にされちゃて(笑)。
最近現地に行けてなくって、と頭を掻く大将。
誰かそんな大将に、沖縄の風光に浸り、まちぐぁー巡りする機会を与えてあげてくれないかな(笑)。
口関連記事:沖縄料理「護佐丸」で ちらがー瑞泉グルクンかまぼこタクガラス(06年09月)
「月夜浜」 所沢市美原町2-2939-13 [Map] 04-2943-7176
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