シトシト冷たい雨が降るよな夜には、
何故か此処に足が向く。
五反田駅から一号線を下って目黒川を渡ったところから右手に折れ入り、山手通りの手前辺り。
そう、今は赤い庇で迎えるすーぷかれーの店「うどん」。
目指すは、「うどん」の冬の夜かれーなのだー。
「冬の夜かれー」は、牡蠣バージョン。
それはバジルと薬膳の2タイプ。
「よく掻き混ぜてくださいね~」ということで、スプーンでくるくるっと混ぜてからライスを掬い、そのままスプーンをスープカレーに浸すようにする。
なはは~、確かに薬膳!な風味。
このちょっと薬っぽい辺りは、クローブに由来するものだそう。
暫くして気がつけば、額から襟廻りから汗が噴き出してくる。
こりゃ温まっちゃうぞーと汗を拭いながら、小粒な牡蠣の身をするっと口へ。
column/01845再会 @1,000-

