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Cafe&DiningBar「CLICLI」で 頬張るハンバーガーアボカド
中原街道と環七が交差する南千束交差点から環七の側道を大森方向に行くと、辺りの雰囲気からは少々浮き上がるような白い壁のカフェ風店舗がみつかります。
横手にはテラスもあって、犬連れさんも似合いそう。
ただ、店から眺められるであろう風景が、側道を往く車たちと立体交差を支えるコンクリートの壁というのがちょと残念なんだ。朝からのカンカン照りに、昼から一杯だけ呑んじゃおうと、その白い壁のお店へとやってきました。リゾートリゾートしている訳でも、アバンギャルドに走る訳でもなく、
意外な程すっきりと落ついた雰囲気。
隅のテーブルで、「ギネス!」とだけ告げて、バーカウンターの頭上にあるモニターが映す競泳の映像をちらちら眺めながら、ランチメニューをチェックします。
「赤ワイン煮込みのビーフシチュー」に始まる黒板メニューは、チリかWチーズの「ホットドック」、そして「ハンバーガー」と続く。
たまにはハンバーガーもいいかと声を掛けて、ぐーーっとグラスを干していく。
ぷふぅ。安穏とした夏の日を感じます。
再びやや遠くモニターを眺めながら待つこと暫し。
大振りなお皿にのってやってきたのが「ハンバーガー」アボカドバージョンです。仰け反るように大口を開けたパンズの間には、アボカドのスライスを頂いたやや歪な形状が味なパテ、そしてトマト、サニーレタス、オニオン、など。
なんとか齧れる程度の厚みへと、せーのー、で上下からぐぎゅっと圧してみる。
そしてそのまま目一杯口を開けて頬張ります。
バンズのパサつきがやや気になるものの、アボカドのクリーミーな果肉とパテの肉汁な感じとの相性は悪くない。
一度むんずと挟んでしまうと、そのまま一気に食べなきゃならんコトになるのだね。
食べ終えると、高々ハンバーガーひとつなのに、なにかを制覇したよな不思議な達成感(笑)。
ところがお皿には、これぞテンコ盛りのフライドポテト。
もう一杯、ビールでも呑みなはれ、ってことかな。
人通り疎らな立地が心配な、南千束の白いアメリカンレストラン「CLICLI」。今度は、「フライドチキンカレー」か「デミグラスソースのオムライス」かと考えていたら、日中の営業が休止になってしまいました。
ダイニングバー的色合いが濃くなっていくのかもしれませんね。
「CLICLI」 大田区上池台1-1-1 03-5702-1065