年明けの強い風が吹く日、
店の前に空席待ちの姿がないのを認めて、
久々の「マイヨール」。
気候天候に出足が左右されるのは、至極当然のことだものね。
カウンターの真ん中あたりに座って、ふと見上げるとそこには、「冬期限定かきはじめました」の文字
。
そうだ、そうだよ、そうだよね(笑)。
「マイヨール」のメニューの右下隅にある4行は、つまりはカキを使った冬期限定スパゲティー4品を示しているのです。ちょっと通って全部制覇しちゃえ!心の裡の誰かが叫んでいます(笑)。
まずは1行目の「カキとホウレン草醤油バター味」をいただきます。
醤油&バターが牡蠣と合わないワケがない!ってな相性を魅せている。
気持ちをソソるように少しだけ焦げたような香ばしさが堪らんぞ。
麺を包むバターソースに滲んだ牡蠣の風味がふるふると含んでフォークをクルクルする手を早めます。
2週ずつ空けていただいた2行目と3行目は、
「カキとホウレン草のトマトソース」に「カキとホウレン草の唐辛子トマトソース」。
どちらもトマトの酸味にぐいぐい引っ張られるようにいただけちゃうお皿だ。負けずに主張する牡蠣の身が健気に思えて愛おしい(笑)。
ペペロンチーノを含むとやっぱり味にキレがでるね。
そしてさらに2週ほど空けての4行目は、
「カキとホウレン草の生クリームソース」。実は4品ともほうれん草がカキの相方なのだ。
生クリームソースの、またり~とした食べ口もまた牡蠣の得意技。
最終コーナーでしつこくなるのが難だけど、牡蠣の滋味が誘うクリームになんだか温まっちゃうね。
この冬のボクの一番の好みは、1行目の醤油バター味バージョン。あなたはどれがフェーバリット?
あ、そうそう、試しに「ナポリタンってできません?」と訊いたら、「できません!」と即答されちゃいました。それもひとつの矜持なのでしょう。「マイヨール」がナポリタンをどう仕立てるか、ちょっと興味あったンだけどな。
「マイヨール」 中央区八丁堀2-30-18 八丁堀ジョンソンビル1F 03-3555-0982
column/00153再会
見た目と想像では醤油バター味バージョンが良さげですね、やっぱり。
「ナポリタンできませんか?」って、もしや転向?笑
東京とは思えない一枚ですね、ラストの写真。
お店の中も今の東京とは思えないけど(笑)
そこに突入するまさぴさんはさすがです!
あっ、こっちは江古田コンパのことです。
Re;ロレンスさま
いやいや、そのあたりは第一人者におまかせということで(笑)。ミートソースはあるのだから、ナポリタン作ってもいいのにぃ、とね。
うん、「江古田コンパ」。たまたま雪の夜になったけど、ホント、セットみたいでしょー。