![karubiano.jpg](https://ishouari.com/071101/karubiano.jpg)
今日のランチ処は、赤レンガ通り沿いにある一間間口の焼肉屋さん「かるびあ~の」
![](https://ishouari.com/071101/karubiano01-thumb.jpg)
。ファンシーなその店名に、ダイジョブかな的心配もふと過ぎりますが、ま、ひとまず入ってみましょう。手前に3~4名掛けの半ドーナツ型の席。そして、奥へとカウンターが伸びています。壁には、和牛「ゲタカルビ」短角牛「カッパ」から比内地鶏、白金豚、ノルマン種馬、そしてそれぞれのホルモンまでの品札が掛けられている。カウンターの天板には、回転寿司のコンベアのような溝が横たわり、ステンレスの蓋がされて
![](https://ishouari.com/071101/karubiano02-thumb.jpg)
います。夜な夜なここでジュージューしてる、ってことだね。カウンター焼肉となったらこういうことになるのかも知らんけど、焼き台が繋がっていて、つまりは他のお客さんとも共有しちゃう焼肉店って今まで他に覚えがない。この状況だと、そんな焼肉店としての片鱗を窺おうと「焼肉丼」あたりをお願いするのが真っ当かと思えるところ、ご注文はなぜか「シェフ特製 カレーライス」
![](https://ishouari.com/071101/karubiano03-thumb.jpg)
(笑)。どろんとした見栄えのカレー
![](https://ishouari.com/071101/karubiano04-thumb.jpg)
にスプーンを挿し込むと、
![](https://ishouari.com/071101/karubiano05-thumb.jpg)
なにやら色々な肉片が掬える。まったりした、色々エキス濃縮のコク味だけど、それがグイグイとご飯を食べさせてくれる。中には如何にもホルモンな固まり
![](https://ishouari.com/071101/karubiano06-thumb.jpg)
があったりして、面白い。焼肉屋さんのカレーってのもそう悪くないもンですね。でもでも次回は、ビール片手に焼きたいなっと。
「かるびあ~の」 港区新橋3-7-4 03-5512-2930
column/02412
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。