
このリゾートでは、無制限セルフビーチダイブと呼ぶガイドを伴わないバディのみのエキストラダイブもできるし、勿論ナイトダイブもできる。でも、一日3本がいいところと決め込んで、その一日3本(最長83分!)のダイビングを終えると、だいたい時間は15時過ぎあたり。ゆっくりシャワーを浴びて、タオルを腰に巻いたままテラスでビール

をクイっとし、ログをつけたり魚の名前を調べたりその日の水中を反芻していると、どんどん空き缶が増えて困る。そうこうしているうちに西日を浴び始めるレストラン

。そのレストランがスタートする7時までの間を埋めようと、沈みゆく夕日を拝みつつ

向うのは、結局毎夕のように止まり木したバーカウンターです。フレンチとお見受けする絵になるカップルを含む海を背にした光景

を肴に、こんどはTiger Beer。デンマークにシンガポールにフィリピン。少なくともこのリゾートには、マレーシア産のビールってのはないみたいだ。人懐っこいサービスのクリスティーナを茶化しつつ呑んでいるうちに、段々とあたりは宵闇に包まれてきた

。ふと捲ったメニューに「Mabul Sunrise」なんてカクテルを見つけて、明日はパキッと晴れますようにとの願いを込めて注文すると、クリスティーナはレシピを無線で訊いている(笑)。オレンジ5個を絞り、テキーラ「CAMINO」+定番ウオッカ「SMIRNOFF」+オレンジ果皮のリキュール「Triple sec」+Grenadineがそのレシピ。紅から橙へとグラデーションする極彩色の旭日のイメージはなくはない

。けど、甘くて濃いぃなぁ。チェーサー代わりのオレンジジュースで割って飲む。さて、そろそろレストランへ移ろうか。
>ちょっと潜ってみましたレポートは、後日更新で
「Sipadan Mabul Resort」 Mabul Island 60-89-784-800
http://www.mabulwaterbungalows.com/
column/02292