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久方ぶりに「山ちゃん」で呑んでみようと、錦通り沿いのお店へ。名古屋市内では笑っちゃうくらいあちこちにあるから、適当に歩いていればすぐに見つかってお手軽だよね(笑)。頭上の兎に角でっかい看板も「山ちゃん」の目印のひとつだ。先乗りしていた格好になったおふたりと合流して、2階のテーブル席へ。ビールと一緒に注文むのはやっぱり、「幻の手羽先」に「味噌串かつ」「どて煮」から。箸袋をよくよくみると、「手羽先のおいしい食べ方」が図解入りで書いてある
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。しゃぶり尽くすように食べてくれ、っつーことだね。ただ、久し振りにいただいた手羽先
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は、香辛料の味で誤魔化されそうになるものの、その実どこか出汁ガラのような印象も抱かされる。次から次へと食べたくなるモノでもないのがなんだか不思議だ。クセになればクセになりそうな(?)、濃いぃ系のツマミ
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のお供にと面白がってお願いしてみたのが、「金しゃち名古屋赤味噌ラガー」
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。原料の一部に豆味噌を使っているという澄んだ赤褐色のビールは、フルーティで意外や呑み易い。以降は、「ごぼうスティック」あたりを咥えながら、オリジナルの格安焼酎「山ちゃん焼酎!」
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を呑み倒す。ふと見回せば、どのテーブルもすっかり埋まって賑やかだ。世に“山ちゃん”と呼ばれるヒトは沢山いるけれど、少なくとも名古屋で一番有名な“山ちゃん”はここの山本さんなんだろね。
「世界の山ちゃん」伏見錦通り店 名古屋市中区錦2-18-2 052-222-7102
http://www.yamachan.co.jp/
column/02115
お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。