![italytei.jpg](https://ishouari.com/050818/italytei.jpg)
昭和28年創業の「銀座イタリー亭」。
老舗の味わいに感慨を覚えず、
ただ日増しに草臥れていくことを是とした変化を求めない”古さ”ばかりが気になってしまうのは何故だろう。
壁という壁、天井までにも所狭しと留められた定期券がうざったい。
それが重なったりせず、どこか整然としているところに、意図的な作意が感じられてイヤラシイ。う~ん。
「いか墨和えスパゲッティ」が食べたいと思いながらランチメニューの上に視線を上下させるも、見つからない。
止む無く、夏季限定という「ツナとトマトの冷製スパゲッティ イタリー亭風」をお願いしました。
![italytei01.jpg](https://ishouari.com/050818/italytei01-thumb-66x49.jpg)
オイルで和えた中太のパスタの上に、小さく刻まれたズッキーニが目立つさらりとしたトマトソースがのせられている。
ツナは何処に。メインに添えられたサラダのような印象だ。
いっそ「ミートソース」にしてみた方が良かったのかもしれないな。
ところで地階と1階とは、何が違うのかな。
「銀座 イタリー亭」 中央区銀座1-6-8西山興業銀座ビル 03-3564-2372
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お店が供する馳走に籠めた創意工夫、店の名の由来やそのデザインを「意匠」と捉えて探訪を続けています。