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魚河岸料理「青ゆず 寅」で 豪気に厚い銀だら西京焼満腹満腹
洗練と豪奢を体現している丸ビルのフロアの隅に、それとはちょっと異質な大きな堤燈が掲げられていました。
魚河岸料理「青ゆず 寅」。
ゆったりした開口の入口の横には、定食のラインナップが並べられ、中からは厨房へ注文を通す威勢のいい声が聞こえてきました。
大きなテーブルがデンデンデンと居並んで、こせこせした処のない印象の店内です。
東京駅を見下ろす奥のテーブルへ。「特大エビフライ定食」にも惹かれつつ、おすすめの品「銀だら西京焼」をお願いしました。
“ステーキサイズで!”と謳われているように、その身が豪気にデカくてブ厚い。大盛りされた大根おろしと固めに炊かれたご飯とともに口に運べば、うん、旨い。
浅利の味噌汁とセットでお代わりのご飯を平らげれば、ああ、満腹満腹。
「青ゆず 寅」は、秋葉原の魚菜料理「青柚子」が、さらに魚河岸の「粋」と「勢い」とを加味した店づくりを図って展開した店だそう。
たしかに、チェーン系大箱居酒屋とは一線を画し、旬の風情をその心意気で楽しませてくれそうな気もします。
「青ゆず 寅」 千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング6F [Map] 03-3240-5790
http://www.aoyuzu-tora.jp/