「東横線田園都市線目黒線」カテゴリーアーカイブ

やき鳥「まさ吉」で越の鶏の名焼鳥抱き身低温調理特製鶏焼売絶品鶏中華そば

masakichi日記を捲るとそれはもう、5年以上も前のことになる。
きっとまだ、地下化した目黒線の跡地の整理事業を進めている最中だったのではないかと思われるそんな頃。
線路跡の空地に面した、鰹節鯖節の「ボニート・ボニート」の前を通り、その先を右に折れて天ぷら「ハトヤ」の店先の表情を横目で眺めながら商店疎らな通りを往く。
往時の築地王と今や師匠となったつきじろう氏なぞと集ったのが、やき鳥「まさ吉」なのでありました。

店先のショーケースには、
大小の福助人形が並んでる。masakichi01二体のコケシを両脇に従えて置かれた色紙にはこうあります。
当店は、新潟県産銘柄鶏”越の鶏”、
野菜にもこだわり、100%海水塩を使用。
調理上での化学調味料添加物は一切使用していません。

予約の名を告げるとカウンターの背中を通って、
ズズズイッと奥のテーブルへと通される。
いつぞやもこのテーブルだったことを思い出す。masakichi02生麦酒とかノンアル麦酒とか、銘々の呑み物のお供の口開きは、
茹で玉子部分もたっぷりの「ポテトサラダ」から。
何気なくも重ねた研究の成果のようにも映る、オツ具合であります。

「おまかせ串焼き五本セット」をお願いして、
迎えた串は、ささみ焼きの「わさび」。masakichi03ささみとおろし山葵の相性の良さは云うまでもなく、
丁寧に包丁した様子のささみの鮮度と、
レアな焼き口に早くも小さな悶絶が始まります(笑)。

黒板のおすすめメニューからお願いしたもののひとつが、
「ダキ身低温調理」なる逸品。masakichi04ダキ身というのは、鶏の胸肉のことを指すらしく、
特に鴨について云うらしい。
両羽で抱くような部位だから”抱き身”というのかな。
流行の続いて定番になったであろう低温調理が、
成る程もっとも適した料理方法なのだとブンブン頷く。
しっとり上品な旨味を意外と濃密に内包した美味しさなのであります。

二本目の串が「せせり」の串。masakichi05ネックとも呼ばれ、希少部位のひとつとも云われる、
せせりも此処では通常メニューのカテゴリー。
独特の歯応えとくっきりとした旨味がいい。

「特製鶏シュウマイ」は、菊花スタイル。masakichi06細切りの皮に包んだたっぷりとした鶏ミンチはきっと、
仮に端肉も使っているとしてもつくねあたりと同等のもの。
熱々をいただけば、
ハフハフしながらただもう頷くばかりでございます。

銘柄が特定されていことは、
二本の串を包んだ「つくね」にも一層の完成度感を与えてくれる。masakichi07脂が過ぎることなく、凝集した滋味が解け出します。

ちらっと覗いた厨房の先では焼き台からの煙があがる。masakichi08炙られ焼かれ刻一刻と変化していく、
串たちの表情と瞬間をじっと見守る背中を頼もしい。

艶めかしき「レバー」は生のままでもいけそうだと、
鮮度の良さを思わせる。masakichi09炙って自らを薄く包んだ表面の儚さと、
噛んですぐさま溢れだす大胆さに、また唸ります。

いただいたお酒は、
純米「風の森」キヌヒカリ。masakichi11旨みが明瞭ですっと呑み易い。
鶏の串たちを引き立ててくれるお酒でもありそうです。

「つなぎ」というのは、
鶏の心臓と肝臓をつなぐ大動脈あたりのものだという。masakichi12ハツを処理するときにきっと、
上手に切り分ける所作が必要なんじゃないかと思う希少部位。
細かい手間が掛かっていることでしょう。

「ふりそで」はといえば、
手羽元と胸肉の間を云うらしい。masakichi13ジューシーでいて上品な感じに、
妙に得心のいった気分になります。

そして「おたふく」は、鶏の胸腺にあたる希少部位。masakichi14ちょっとコリっとするような歯応えを潜ませて、
これまたうんうんと頷き、唸らせるのです。

そしてあらかじめお願いしていたのが、
謂わば「まさ吉」の名物のひとつとなった「鶏中華そば」。masakichi15masakichi16濁りなき上質な滋味旨味が襟を正して湛えられたどんぶり。
鶏ガラでここまでのスープが抽出できるのだと、
思わず腕組みしてしまう(笑)。
腿肉の鶏チャーシューも半熟煮玉子も勿論、美味い。 なんだか5年前のどんぶりより一層美味しくなっている気もする。
絶品スープによく似合うストレート麺は今も、
鬼師匠なき「支那そばや」麺工房からのものなのかな。

武蔵小山の静かな裏通りに、
端正な焼鳥と絶佳な中華そばで知られる「まさ吉」がある。masakichi17ひとつ残念なのは、その人気ゆえに、
ふらっと寄っていくような気構えでは、
なかなか居場所を得られないこと。
開店する客席によって仕入れた鶏が綺麗に捌け、
それがきっと新鮮で上質な銘柄鶏の次の仕入れに繋がる。
そんな好循環も美味しさの秘密のひとつなのかもしれません。

「まさ吉」
目黒区目黒本町5-2-8 [Map] 03-3792-5216

column/03653

bistrot「Quatre Avril」で鯖のキッシュ鶏腿のラグーまたひとつ失う闇市跡の情緒

quatreavril00例えば、新宿西口の通称ションベン横丁や花園神社裏のゴールデン街。
例えば、若者文化を取り込んで変化しつつ賑う吉祥寺のハモニカ横丁や再開発の圧力が日増しに迫っているような、そんな気もする荻窪北口の商店街。
そして、何度歩いても不思議なワクワク感の途絶えない大井町の東小路など、あちこちにまだまだ残る、闇市を起源とした昭和の味わい濃いぃ駅前の横丁が大好きだ。

そんな闇市の残滓漂う横丁が交叉する町のひとつが、
ご存知武蔵山駅前東南側に広がる一帯。
武蔵小山飲食店街「りゅえる」という看板も頭上に浮かぶ。
「鳥勇」の焼き鳥を立ち喰いするひと達を横目に路地に闖入すると、
その先にこれまた人気の立ち呑み処「晩杯屋」があった。quatreavril07quatreavril08あった、と過去形で表現せざるを得ないのは、
地域の再開発の本格的な施行を前にして、
その賑わいを一旦畳み、
都道420号線沿いの店舗に移ってしまったから。
ひと気のない店舗跡が妙に寂しく映ります。

交叉する路地に沿って味のある表情の店々が並び、
独特の風情と文化を内包する闇市跡の飲食店街。
こんなに魅力的な、謂わば歴史の遺産でもある場所を、
防災なぞの旗頭の下に一掃するしかないなんて、
なんて切ないことでしょう。

周囲がどんどん店を閉め始めてしまった界隈にあって、
流されぬ風情で営業を続けてくれている店のひとつが、
「晩杯屋」の路地の奥にありました。quatreavril角地の二辺を覆うテントには、
bistrot saisonnier「Quatre Avril」。
その下に透けている文字が以前ここに、
チュニジア料理の「イリッサILLISSA」があったことを示しています。

「イリッサ」の女性店主は今どうしているかなぁと、
そんなことも思いつつ入り込んだ店内は勿論、
小さな小さな店なので変更しようもなく、
レイアウトそのものは「イリッサ」当時のまま。quatreavril01狭いキッチンにカウンターが張り付いていて、
そこに幾つかの丸椅子が並ぶ。
特等席のテーブル席を予約して臨みました。

白のワインをいいただいて、
お食事はおまかせでお願いします。quatreavril02シェフがまずテーブルに届けてくれたのは、
「サーモンのハーブの香りのマリネ」。
マリネによってよりトローンとしたサーモンが、
ハーブの風味によって鮮やかな印象でいただけます。

そして、キッシュロレーヌを含めた前菜の盛り合わせ。quatreavril03quatreavril04定番のピスタチオ入りの鴨のパテや、
ジェノベーゼソースを載せたロティなぞなぞを、
中心のサラダに寄り添うように盛り込んでくれています。

頃合いよろしく次に届いたのが、
「ブルゴーニュ風 牛肉の赤ワイン煮」。quatreavril05ゴロゴロっとフルフルっと角切りの牛肉が踊るのは、
畏まったフレンチには望めない気どりなさ。
ワイングラスではなくて、
タンブラーでワインを呑みたい気分になってきます。


牛肉に続いて「鴨胸肉のロースト オレンジソース」。quatreavril06当然のように狭いキッチンから、
出来るものは出来るヨとばかりに繰り出してくるお皿たち。
ほとんど歩かずに360度回転しながら調理するのは、
最高に作業効率がいいのかもなって思ったりもいたします。

裏を返すように今度はランチタイムに訪ねると、
界隈の不穏な空気を察したひと達が、
あちこちから集まってきている様子が窺える。quatreavril09あっと云う間に埋まったカウンターの一席で、
フランスの有名ビール「1664セーズ・ソワソン・キャトル」。
1664年に設立された醸造所Kronenbourgクローネンブルグは、
ドイツとの国境近くのアルザス地方にあるらしい。

この日のキッシュは好物の鯖のヤツ。quatreavril10サバスキーの同志でも、
これに出会う機会が多くはないかもとほくそ笑む(笑)。
青魚の風味が期待通りに威力を発揮してくれています。

本日のお魚料理は、
イトヨリの、つまりはブイヤベース。quatreavril11quatreavril12アスパラガスの下に何気なく、
蟹が隠れていたりなんかして、
ひる間っからなんて贅沢なのでしょう。
お皿の底のスープが美味しいのは云うまでもありません。

何かを惜しむようにして、ふたたび訪ねたおひる時。quatreavril13ひよこ豆なぞなぞを炊いたスープで、
バゲットを齧りつつメイン料理の仕上がりを待つ。

選んだのは「鶏肉のラグー」。quatreavril14ぶつ切りにした鶏なのかとなんとなく考えていたら、
シェフから渡されたお皿には、
骨付きの腿肉がデデンと載っている。
大口開けて齧り付けば、閉じ込めた鶏の身と脂の旨みが、
ここぞとばかりに炸裂。
骨の際も美味しいのだよね(笑)。

武蔵小山飲食店街「りゅえる」の横丁の角に、
bistrot saisonnier「Quatre Avrilキャトルアブリール」があった。quatreavril15Quatre Avrilの意味は、4月4日。
何故に4月4日を店名に据えたのかと訊ねたら、
シェフの答えは、ウチの娘の誕生日だから!
そんな「Quatre Avril」は再開発を画策したヤツラの圧政に抗えず、
今は、不動前・かむろ坂に移転して営業中。
またそのうちにお邪魔しなくっちゃ。

「Quatre Avril」
移転前:品川区小山3-19-5 [Map] 03-6676-1802
移転後:品川区西五反田4-9-16 [Map] 03-6431-9363

column/03648

カレー店「Achchha Khana」で定番キーマ豚バラキャベツにハーフカツ中庭テラスの

achchhakhanaタワーマンションが林立し、居住地としての人気鰻登りの最たるエリアと云われる武蔵小杉に対して、二子玉川駅周辺は企業誘致を含めた再開発によるホットスポットなのでありましょう。
二子玉川ライズが全面開業したのは、この5月辺りの出来事で、その後品川シーサイドにいた楽天が引越しして賑やかさを堅持している模様。
蔦屋家電は妙に混み合っているし、週末のシネコンは予約がし難かったりもする。
一風堂はまだしもマクドナルドにまで空席待ちの列があるのをみると、なんだかゲンナリなのが正直な感想でありましょか。

対して、玉川通りを渡った髙島屋側は、
以前のままの賑やかさ。
マツコが忌み嫌うハイソな空気も変わらない(笑)。
でもまぁ、偶にはお邪魔してもいいでしょう。

スクランブル交叉点を髙島屋の方へと斜めに渡り、
植栽に囲まれた髙島屋脇の側道を往くと、
正面に「つばめグリル」のサインが見えてくる。
そのまま「つばめグリル」に突入するような、
そんな流れで歩みを進めるも、
ちょっと手前で左に折れる。
目的地はそう、髙島屋裏手のカフェ「フーケ」の並びにある、
カレーの店「Achchha Khanaアッチャカーナ」なのであります。

「フーケ」の左脇を入ると、
ウッドデッキの中庭のような設えになっている。achchhakhana01achchhakhana02陽射しの照らす、ギンガムチェックのクロスのテーブルで、
心地よくグラスのビールを。
中庭の中央にあるシンボルツリーに沿って見上げた空は、
雲のない快晴でありました。
奥の壁はカフェの並ぶヨーロッパの並木道の写真を、
およそ全面にプリントを貼り込んでいて、
一瞬そんな街角のテーブル席にいるような錯覚が過ぎります。

中庭のオープンエアでいただいたのは、
メニュー筆頭の「キーマカレー」。achchhakhana03素揚げした乱切り茄子のトッピングがまず嬉しい。

べたつくことなくホロホロとした挽肉の具合も、
やや甘めの味付けも好みの路線。achchhakhana04選べる麦ご飯のパラッとした食感も良く似合います。

或る春のおひる時には、こじんまりしたカウンターの店内へ。achchhakhana05カウンターは中庭を背にして座るレイアウトではなくて、
カウンターに座ると厨房を挟んで中庭を臨むカタチになっている。

その時季の定番メニューであるらしい、
「豚バラとキャベツのカレー」を。achchhakhana06achchhakhana07とろんと煮崩れそうな豚バラ肉と、
春のキャベツの柔らか甘い歯触りのコンビが、
成る程いい感じ。
毎年この時期のこの味を愉しみにしているひと達が、
少なからずいそうで、
そのメンバーの一員になってしまいそうです(笑)。

ちょうど目の前の業務用炊飯器の上が、
盛り付けも済んで運ばれるまでの一瞬の経由地になっている。achchhakhana08所作を繰り返すうちにそこが坐りのいい場所になったのだろうなと、
立ち昇る仄かな湯気を眺めながらそんなことを想うのでした(笑)。

盛夏のおひるにはふたたび、中庭のウッドデッキの上に。
揚げ物気分手伝っての「カツハーフ」を註文しました。
狭い厨房でしゅわしゅわ揚げている様子を想像しながら、
しばし出来上がりを待ちましょう。

揚げ立てのカツは勿論、サックサク。
カレーがかかっていても、サックサク。achchhakhana09野菜・果物のエキスで甘さを伝えつつ、
じわじわと辛さも追い駆けるカレーに、
じんわりと額に汗を滲ませます。

そして、ショットグラスに用意してくれた、
口直しのブラン・エ・ノワールのすっきりした苦味が、
ほんの少しだけ辛さに痺れた舌と脂とを、
すっきりと洗ってくれます。achchhakhana10ご馳走さまでした。

玉川髙島屋の裏手に隠れ家のように潜みつつ、
秘かに安定した人気を博すカレーの店「アッチャカーナ」。achchhakhana11「アッチャカーナ」とは、
ヒンズー語で”美味しい食べ物”という意味であるそう。
ミニマムに囲まれた中庭のようなテラスも、
人気の理由のひとつなのでありましょう。

「アッチャカーナ Achchha Khana」
世田谷区玉川3-17-1 玉川タカシマヤ 1F [Map] 03-3708-5038
http://le-cafe.co.jp/achchha/

column/03626

イタリアンカフェ「CASA BIANCA CAFE」で白いおウチと紅いカンパリのグラスたち

casabianca世に紅いお酒と云えばまず、赤ワインを思い浮かべるひとも多いでしょう。
そしてより鮮やかな見映えで魅せるのが、赤い果実や薬草などを用いたリキュールの仲間たち。
例えばブラッディ・マリーとなぞのトマトの果肉を仕立てたカクテルなんかも紅いお酒でありますね。
そんな”紅いお酒”のその中で、もっとも印象的で懐かしさを孕んだボトルが「カンパリ」のそれ。
「カンパリ」というと思い出すのは、学生時代に所属していたサークルの部室だったりするのです。

サークルの活動の一環として、
学園祭に出店する際に企業を訪問して協賛を募る、
なんてことがありました。
幾つかの企業が協賛してくれ、
提供してくれた商品の中に、
「カンパリ」のボトルがあったのです。

当時から、新しい飲み方、楽しみ方の提供、
というようなアプローチはあって、
カンパリソーダにアイスを浮かべたりなんかした、
少々乱暴な飲み物を作っていた光景を思い出すのです。

そんな思い出もちょっぴり脳裏に掠めながら、
辿るは学芸大学駅の高架沿い。
耐震工事も済んだのか、
高架下には新しい店が幾つか並んでいました。casabianca01目的地は「CASA BIANCA CAFE」。
Organic、Brunch、FlatBreadPizzaを副題とした、
イタリアンカフェレストランであるようです。

二階、そして三階にもフロアがある、意外な大箱のコチラ。
白基調の中にシックな挿し色を施したインテリアが小洒落ています。

テーブルに落ち着いてまずは、
今夜のお目当ての「カンパリ」をソーダで。casabianca02乾いた喉をスキッとした味わいと仄かな苦味が、
心地良く潤してくれます。

ツマム感じでと大羽いわしのフリットに、
「愛媛県産真鯛のカルパッチョ」。casabianca03みっちりした身に含む澄んだ甘さが美味しゅう御座います。

「こだわり無農薬野菜のバーニャカウダ」は、
たっぷりのクラッシュアイスを枕にやってきた。casabianca04casabianca05最後は足りなくなるんじゃないの?な勢いで、
バーニャカウダソースをたっぷりと野菜に載せる。
「カンパリオレンジ」とコンビにするなんてのも、
オツなので御座います。

そうそうあのボトルを改めてしげしげ眺めたいと、
テーブルにボトルも所望した。casabianca06幾つものハーブを用いているようだけど、
そのレシピや原材料は極秘扱いで知らされていないもの。
一瞬の果実味の後にひたっと迫るオトナな苦味の魅力。
それは、ミラノでカフェを営んでいた、
ガスパーレ・カンパリさんが発売し、
「ビター・カンパリ(カンパリの苦味酒)」と呼ばれ、
親しまれてきた自家製リキュールが、
今も変わらぬレシピで届けられているものなのです。

ピッツァはどうかなと「オルトナーラ&アンチョビ」を選んでみる。casabianca10casabianca09コチラでは、Flat Bread Pizzaと銘するピッツァを旨としているそうで、
円形ではなく、長方形のフォルム。
チーズたっぷしのジャンクさはどこへやら。
ただその分、パサつきがやや味気なくも思えて、
ジェノベーゼソースがもっとたっぷし載ってるとイイねと、
思わずお姐さんに云ってしまいました(笑)。

メインの品から何かと迷って選んだのが、
「仏産マグレ鴨もロースト 赤ビーツのソース」。casabianca08低温で火入れしたのか、鴨の断面の紅が艶かしい。
その艶かしさを上回るエロ色がビーツのソース。

こんなんに合う「カンパリ」はなんだろうと考えてみたものの、
色気に幻惑されて考えが纏まらない。
例えば、プロセッコと合わせたSpritzerとか、
メニューにある材料では、
クランベリーと組み合わせたりなんて悪戯が、
順当なところかもしれないのに何故だか、
トマトとカンパリってどうなんだろー?の思いに囚われて。casabianca07案の定、それはやっぱり失敗でありました…。
学生時代に作ったカンパリとバニラアイス、
もしっかりと失敗だったことを思い出しました(笑)。

学芸大学の高架沿いに、
イタリアンカフェレストラン「CASA BIANCA CAFE」がある。casabianca11“白いおウチ”と題した4フロアに渡るレストランのインテリアは、
成る程の落ち着いた白基調。
カフェ使いにもしっかり食事にもそつなく応じてくれそうな、
そんな朗らかさがいい。

そんな「CASA BIANCA CAFE」には、
白にも映える紅い「カンパリ」もグイと推すexternal-link-blue-light02-Shapes4FREE
サントリーの企画でお邪魔しました。

「CASA BIANCA CAFE」
目黒区鷹番3-6-7 学芸大学駅前ビル B1F・1F・2F・3F [Map]
03-5794-3423
http://www.casabiancacafe.com

column/03599

カレー専門店「パピー」元住吉店でチキンカレーとナポセットカツカレーもいい

papyこの数ヶ月、時折新川崎に赴く機会が何度となくある。
武蔵小杉でも横浜でもない、その間の操車場に造られた駅、新川崎。
川崎駅の代替駅として云々とかスカ線だとか列車番号のM、S、Eとかについては、sepp先生の解説を待ちたいところ(笑)。
操車場であったことからも、周囲にはなかなか広大な敷地が残されていて、
タワーマンションも建ってはいるものの、駅周辺は開発途上といった趣きがいたします。

それ故、駅から離れた線路沿いで、
おひる時を迎えるととっても困る。
住宅地の中に奇跡的に見つけた、
食堂「末広」にふたたびお邪魔するか、
いっそ川崎駅か武蔵小杉方面に戻ろうかということになります。

小倉陸橋なるバス停から乗り込んだバスで元住吉へ。
綱島街道から駅前に入り込んでお食事処を物色します。
何度か歩いたことのある、
その名もブレーメン通りを漫ろ歩き。
ランチタイムのあるお店はそう多くない中から選んだのは、
「かつや」二階の黄色いテントが目を惹く、
カレー専門店「パピー」です。

狭い階段を上がり、
硝子戸を開けばそこは、
如何にも喫茶店を居抜きで借りた佇まい。
なんだか落ち着いてしまいそうです。

腰掛けたテーブルの脇の壁には、
トッピングセットなるメニューもアピール。papy01カレーばかりかと思ったらなんと、
ナポリタンまであるではありませんか。

きっとナポちんはもう味わっているのだろうなと思いつつ、
ここはやっぱり「ナポリタン」と「チキンカレー」とを組み合わせたセットといたしましょう。

同僚と喋りながら暫く待っていると、
普通サイズのお皿のカレーがやってきた。
えええ?
もしかして、このサイズのカレーに同じサイズのナポリタンもやってくるの?と驚いた。
慌ててお店のおネエさんに訊いたらば、配膳の間違いでありました(笑)。

ということで、恐縮しているおネエさんを宥めつつ、
受け取ったお皿は想定通りの居住まい。papy02右にチキンカレー、左にナポリタンであります。

ナポリタンは、よく炒められた気配はするものの、
およそ茹で立ての麺のイキもよく、
油断するとシャツに飛ぶかも系。papy03ナポちんは、どんな感想だったかなと紐解けば
あ、ご注文までもがカブってました(笑)。
粉チーズがひと仕事してくれそうです。

たっぷり広がるカレーの海は、
コク味しっかりなるも、
リズムよくどんどこいただけるタイプ。papy04意外と手間が掛かっているのかもしれません。

またまた元住吉で、おひる時。
今度は、セットメニューではない、
基本形のメニューを眺めます。papy05「ハヤシライス」なんて手もあるのかと思案しつつ、
選んだのは「ロースカツカレー」。
前回と同じ中辛でお願いしました。

衣と豚肉が異論なく密接した、
お行儀の良いロースカツが、
カレーソースにその身を沈めようとしています。papy06 papy07衣の歯触りとと豚の脂や身の甘さにカレーのコクと香ばしさ。
誰が一体全体最初にカツカレーを考案したのか、
改めて褒めてあげたい気分になりました。
トッピングのカツが実は、
階下の「かつや」のカツである、
なぁんてことはありませんよね(笑)。

元住吉駅前のメインストリート、
ブレーメン通りにカレー専門店「パピー」はある。papy08キャッチフレーズが、♪カレーにパピ〜!であるかどうかは、
まだ確認が取れていません(笑)。
上野毛には嘗てヒロキエさんが通っていた「パピー」の上野毛店があったのだけれど、今はどうなっているのでしょう。

「パピー」元住吉店
川崎市中原区木月1-22-6鶴田ビル2F [Map] 044-433-7339
http://www.curry-puppy.com/

column/03592