旧山手通りからちょっと奥まったところに提灯の灯りを点している九州料理の店「たもいやんせ」。
店名を記した紫の幕が印象的です。
奥へと進んで、厨房前のカウンターへ。
お品書きには、宮崎・日南の郷土色の強い品々が並び楽しくなります。
これは旨いなぁと思わず唸ったのは「宮崎牛のたたき」。
周囲を炙ったグラデーション。
ホースラディッシュでいただきます。
そして、水炊きにしようかどっちかで悩んだお鍋は「鶏すき鍋」で。
タイミングを誤ったか意外にもお肉が固くなってしまったのが残念ながら、滋味はたっぷし。
お供は、黒糖の「壱乃醸朝日」や芋の「橘」。
なんともじれったいバーレーン戦を観ていたら、「冷や汁」いただくのをすっかり忘れてしまいました。
大将は都城の出身らしく、店名の"たもいやんせ"とは、宮崎の方言で「召し上がれ」という意味だそうです。
「たもいやんせ」 渋谷区神泉町10-10 神泉ビル [Map] 03-3461-4333
暫く振りにオアゾの6階へ。
店頭メニューに少々惹かれる品を見つけて「芋の蔵」へと入り込んでみました。
これでもかと焼酎の一升瓶をディスプレイに使う手法に少々辟易しつつも、まあ宜べなるかなと独り言つ。
早速「鴨重」をお願いしました。
甘くない程よい醤油の味付けでパサつきのない照りに、短冊に刻んだ白葱のアクセント。
食べ終えて改め、焼酎の一升瓶を仰ぎ見る。
やっぱりここではきっと、夜の部で芋を呷るのが本懐を知るところですね。
「芋の蔵」 千代田区丸の内1-6-4 オアゾショップ&レストラン6F [Map] 03-5220-0068
http://www.imonokura.com/
キッチンストリートにとんこつ臭を微妙に漂わせているのが「うま馬」東京駅店です。
暖簾を潜れば、さらにガツっと匂うと中州辺りの屋台の光景が脳裏を過ぎる。
とんこつラーメンの癖にこの独特の匂いを控えてお上品に振舞うラーメン店が多い昨今、悪くない心意気です。
あらら。
博多ラーメンのルーツ、福岡初のラーメン店「三馬路」の味を継承する店と云われているようです。
「うま馬」東京駅店 千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口キッチンストリート内 [Map]
03-6212-6003
恵比寿駅東口の変則4叉路から脇路を入ったビル5階にあるバー「blue」へ。
エレベータを降りた瞬間から既に、店内に入り込んでいることになる。
カウンターの中ほどに。
「お代わりを」が「赤ワインを」とマスターには聞こえてしまったらしく、グラス1杯のワインを宙に浮かせてしまった。
ごめんなさい、活舌甘くって。
あ、それ、いただいとけばよかったですね(笑)。
「blue」 渋谷区恵比寿1-12-5 荻原ビルIII 5F [Map] 03-3280-9298
明治通りに面して、広い間口の、アーチがアクセントのファサードが目を引くお店が、「ダ・イーヴォ」です。
開いたのは、表参道のピッツェリア「ナプレ」で腕を振るっていたというイタリア人シェフのイーヴォ・ビルジーリオ氏。
お店の中央には、オレンジ色のタイルの貼られた薪窯が鎮座しています。
奥目のテーブルに案内されて、ウエルカムドリンクのサービスから。
口頭で告げられたパスタの中から、耳たぶパスタのオレキエッテを。
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薄切りソテーという意味の「スカロッピーネ」は、仔牛肉のソテーで、ゴルゴンゾーラのソースで。
これは面白い取り合わせだね。
そしてピッツァ。王道のひとつ「マルゲリータ」が届きました。
放射状にナイフを入れてから、縁から抓むで食む。
ん?
生地もソースもなんだか愛想がない印象で、少々切ない気持ちに。
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DOLCEに挑むも食べきれず。
「イゾラ」系の店で感じたのと同じ肩透かし感は、
やっぱり過度の期待の所為でしょうか。
「da IVO」 渋谷区広尾1-6-10 ジラッファビル1F [Map] 03-5793-3121
永代通りから八重洲仲町商店街へ折れ入ったところにある「やぶ久」に立ち寄る。
店内に入ると入れ替わりに、「なかなか出てきそうもないので、結構ですぅ」と冷ややかな声で告げつつ店を後にするOL2人組。
え、そうなの。
そんな不安に駆られながらも1階のテーブル席に着きました。
特別長々と待たされることはなく、それは届きました。
蕎麦そのものは別段拘りを感じられないもの。
つけ汁はみりんの持つくどさを感じさせるような印象かと思いつつ、そこに浮かんだつくねを箸で掬い上げて齧る。
ミキサーにかけて練ってしまったような食感で妙に柔らかく、荒めに叩いた鴨肉が嬉しかった「並木藪」とは全くの別物だ。
帳場を務めるご老人は、一見江戸っ子の気風で古き蕎麦屋の風情に味を添えているようにも映るが、どうやら接客を履き違えていると云われても仕方のない所作が多い。
ほぼ同時期に創業した老舗でありながら、随分と違うものですね。
「やぶ久」 中央区日本橋2-1-19 [Map] 03-3271-0829
周囲を通り縋ることは幾度となくあっても、凡そ用事のないニューメルサビル。
初めてニューメルサのレストランフロアへ昇ってみました。
8Fには、恵比寿や自由が丘で会える「ニャー・ヴェトナム」、二期リゾート系列の「銀座由庵」、7Fにはあの「みかわや」の分店、「妻家房」などがテナントしていました。
その中の1軒、「銀座 古川」へ。
欧風創作料理、シチューやカレーの専門店というフレコミです。
揚げたてのカツをハフハフさせながらカレーを絡ませて口に運ぶ。
店名のショルダーフレーズにある古川喜春氏とは帝国ホテル「ユーリカ」の元料理長らしい。
ホテル内レストランにありがちな、硬直したレシピを感じてしまったのですが、いかがでしょうか。
「銀座 古川」 中央区銀座5-7-10 ニューメルサ7F [Map] 03-3574-7005 http://www.ginza-furukawa.com/
ほぼ恵比寿駅前と云ってしまっても語弊のないビルの入口から地階へと潜ると、地上のざわめきから隔絶されたしっとりと落ち着いた空気に満たされた空間がありました。
先客はなし。
すっと奥まで進んでカウンターの端に腰を据えました。
続いて、ラベルが印象的な「Very Old St.Nick」というRye Whiskyをいただく。
後味にすっきりとした甘さが一瞬掠めて消えていきます。
「冬の番人」と呼ぶジジイ顔のデラックスバーボンだ。
会話の中のちょっとした疑問に、さり気なくかつ明快にフォロー入れてくれるあたりは、お酒に関する知識に留まらない広範な見識が"できる"バーテンダーには欠かせないと思わせる。
銀座ソニー通りにも兄弟店があるようです。
「ODIN」恵比寿店 渋谷区恵比寿1-8-18 K-1ビルB1F 03-3445-7517 http://authenticbar.com/odin/
随分前から予約を入れていた「まえだや」へ、
いざいざの出陣です。
中目黒駅改札から山手通りを渡り、中目川沿いの桜の木の様子を窺ってから、駒沢通りを渡り脇道へ。
あれかな?
通りがかりでは絶対に出くわさない立地です。
しかも店頭のスタンドサインがなかったら、全く以って、食堂しかもジンギスカンの専門店だとは気づかないファサードの表情です。
第一ステップが片付いたところで、
七厘の上があのドーム型のジンギスカン鍋に差し替えられました。
頂きのところに脂をのせ、その周囲にラム肉、そしてさらにその周囲に玉葱、モヤシなどの野菜をのせる。
炭の火力はなかなかしっかりしたのもので、みるみる焼き上がっていきます。
手元の特製のタレにつけて、口に運ぶ。
すっきりとしつつキレのいいタレが良く合って、肉も旨けりゃ野菜も旨い。
やっぱり肉は焼き過ぎず、火が入り切る瞬間くらいがいいようです。
もっと大判なお肉でいただれば、さらに旨いんだろうね。
そして多少臭いくらいの方がジンギスカンの醍醐味があって反っていいかもなんて、そう思ってしまうのは捻た考えかなぁ。
食べている間中、予約のない何組もの客が戸を開いては、予約で一杯なのを訊いて驚き項垂れて帰ってゆく。
ここまで来て入れないと結構ガッカリかも。
兎に角予約は必須です。
「まえだや」 目黒区中目黒1-5-8 [Map] 03-3716-8322
店を閉めた「味助」の斜向かいに少々ポップなラーメン店ができていました。
東京ラーメンとしながらも、店名はヌードルという名のフレンチです。
黄色と青色のサインを横目に店内に入ると、ワインを呑んでいる客があり、入る店を間違えたかと一瞬戸惑う。
気を取り直してオーダーです。
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一方「チャーシューにぎり」は、シンプルなチャーハンのような茶飯のようなご飯にチャーシューを包むように握ったもので、ひと口大の大きさ加減がラーメンのサイドオーダーに最適な妙品です。
東十条の「マリオン」という東京ラーメンのお店がルーツ、のようです。
「ラ・ヌイユ」 中央区銀座3-14-7 [Map] 03-3542-0027
ずっとずっと気になりつつ敷居の高かった「銀之塔」へ行っちゃいました。
洋食屋のつもりでいたら、迎えてくれたのは紺色の暖簾。
小上がりがを脇目に奥へと案内された席の脇には、障子が設えられていました。
1955年創業という「銀之塔」の店内は、ノスタルジックな味わいを感じさせます。
歌舞伎座の近くという立地ゆえか、代々の歌舞伎役者の贔屓筋となっているらしいンだ。
グツグツと煮え滾る土鍋に入ったシチュー。
まずはひと口舐めてみる。
ほうほう、コクも旨味もたっぷりとしていながらすーっと解けていくようなソースだ。
すぐさまご飯が欲しくなる。
ビーフはといえば、レンゲの先でも切れてしまう程に柔らかい。
ソースとともにご飯にのっけて、掻き込む。
ヤサイものせては、また掻き込む。
で、結局ご飯を2回お代りしてしまった。
うむ、満足。
帰り際にタンにも思えた肉の部位を尋ねると、バラ肉だという。
手に入り難いであろうタンを使っていれば「タン・シチュー」と云うだろうから、その通りなんだろうけど、ホント、タンみたいな食感なんです。
「銀之塔」本館 中央区銀座4-13-6 [Map] 03-3541-6395 http://www.ginnotou.shop-site.jp/
1階の「福皆来」への再訪を目論むも、
3人では収まれず、上階の「福笑」へと案内されました。
随分と久しぶりで「福笑」は2階にあるとすっかり勘違いしている始末。
すんまへん(笑)。
ひと気のない周辺と打って変わって、店内は賑やかな満席状態。
その賑やかさを華やかなものにしているのが、
正に時節の花、桜。
そこここにピンクの蕾を宿した大ぶりな枝物が生けられていて、恰もプチ花見状態です。
お供は、宮崎の麦「おびの蔵から」。
ふんわりとした甘い香りがいい。
気がつけばまた、例によって、酩酊の淵に沈みかけているのでありした(笑)。
「福笑」 渋谷区恵比寿南1-9-4 長谷川ビル501 [Map] 03-3418-6772
丸の内仲通りへ曲がろうとしたその角の店に、真新しい「TAILLEVENT」の文字が目に留まりました。
ワインシップにバー&ラウンジが併設されているようです。
かのパリ3ツ星レストラン「タイユヴァン」オーナー氏が、ワイン商社「エノテカ」と組んで開店したという「レ・カーヴ・タイユヴァン」。
店頭のインフォメーションによると、軽いランチもいただけそう。
冷やかし半分で入り込んでしまいました。
「フォアグラ風味かぶの温かいポタージュ」。
エスプーマのようなムースののったポタージュは、何がそれを醸してくるのか分からないのが口惜しい奥行きのある美味しさ。
「大山地鶏のクラブサンドイッチ カレー風味」。
チキンとサラダを挟み込んだサンドウィッチは、コーナーに置かれたカレーソースでいただきます。
たまには食べてみるもんだね、こういうのも。
一度このソースで食べてしまうと、他のどんなソースよりもぴったりのような気がしてくるから不思議です。
すぐお腹減りそうだけどね(笑)。
「LES CAVES TAILLEVENT」 千代田区丸の内3-2-3 富士ビル1F [Map] 03-5208-8371 http://www.taillevent.com/ [エノテカショップへ移行]
当てが外れまくって下北沢で途方に暮れる。
と、脇道に"担々麺"と赤い看板を見つけました。
店のファサードにはでかでかと「担々麺がすき!!」とあり、「どっちの料理ショー出演」とも書いている。
へー、と思いつつ券売機の前に立ちました。
れんげでスープを掻き回してから啜ってみる。
そして細麺も啜る。
ん~、お味も「はしご」っぽい。
これで柚子が利かせてあったらまるで「はしご」だなぁと思っていたら、
後半になって柚子が香ってきた。
ありゃ~、一緒じゃん。
どんな経緯があるやなしやも分かりませんが、ほんと同じ一杯という印象です。
「天手毬」下北沢店 世田谷区北沢2-12-7 [Map] 03-3418-6772
'11/06/26(日)by:まさぴ。さん
Re:こうめさま
口 酒処「片桐」で んんまい牛ホルモンに牛煮込み片桐家の食卓でどもども。
食べたいねぇー、牛煮込みラーメン!
思えば、こうめタンがいじられキャラへと脱皮する瞬間に立ち会ったのかもしれません(ちがう?)。
リンクしますので、少々お待ちくださいませ。
'11/06/26(日)by:まさぴ。さん
Re:Gingerさま
口 酒処「片桐」で んんまい牛ホルモンに牛煮込み片桐家の食卓で良識派かどうかはちょっと怪しいけどぉ(笑)、城南ブロガーのハシクレとして頑張りまっす♪
ジンジャーな元気ズッペ、試してみてね。
'11/06/26(日)by:こうめさん
いや~、美味しかったし、楽しかったです!!
口 酒処「片桐」で んんまい牛ホルモンに牛煮込み片桐家の食卓ででも、あの煮込みのスープは絶対に麺に合いますよね(笑)
まさか、同じ考えの方がいるとは思いませんでした(笑)
また、ご一緒、お願いします。
それと、できれば、相互リンクお願いしたのですが、ご検討お願いいたします。
私の方は勝手ながらリンクを載せさせて頂きました。
'11/06/26(日)by:Gingerさん
ワタシ含め、何のことやら記事ばっかだった中
口 酒処「片桐」で んんまい牛ホルモンに牛煮込み片桐家の食卓でやっぱり正統派ダンディブログが一味違う
これからも城南の良識派として頑張ってね(^o^)/
*おみやありがとん♪
'11/06/24(金)by:まさぴ。さん
Re:オニオンさま
口 酒処「片桐」で んんまい牛ホルモンに牛煮込み片桐家の食卓でどうもですー。お蔭さんで愉しく美味しく過ごせました。こうめタンいじりも堂に入った感じで(笑)。またどこぞで、よろしくです!
'11/06/24(金)by:オニオンさん
うひょ〜!
口 バー「SAMBOA BAR」梅田で 大きめ蝶ネクタイとハイボールと写真が綺麗ですね〜
とても美味しく楽しかったです。
またよろしくお願いします!!
'11/06/15(水)by:まさぴ。さん
Re:グヤさま
口 バー「SAMBOA BAR」梅田で 大きめ蝶ネクタイとハイボールとあぁ、またやってしまった。早速修正かけておきました。
ご指摘、おかたじけ。
'11/06/15(水)by:グヤさん
あ。
口 おでん「ほっこりや」で 小鯵蒲焼き酢鶏滲みるおでんにほっこり新梅田食堂街、じゃなくて
食「道」街、な!
'11/06/15(水)by:まさぴ。さん
Re:piyoさま
口 おでん「ほっこりや」で 小鯵蒲焼き酢鶏滲みるおでんにほっこりああ、またやってしまいました(汗)。
しっかり写真にもそう映っているのにぃ。
早速、修正しました。ありがとうございます。
'11/06/14(火)by:piyoさん
失礼いたします。
「歌舞練習場」と書かれておられますが、
「歌舞練場」と書いて「かぶれんじょう」と読みます。
ご参考まで。