竹富島と西表島の間に浮かぶ小浜島は、面積7.86km²、人口700人程の小さな小さな島。
石垣港離島ターミナルを離れたフェリーは、40分ほどで小浜港へ着く。
島の中央に集落があり、そこから少し離れた島の南東側に、かつてヤマハが開発したリゾート「はいむるぶし」と今は星野リゾート傘下の「リゾナーレ小浜島」が並んである。
午前中の数時間を、
「リゾナーレ小浜島」のラグーンプールで過ごす。
風の抜けるプールサイドって、
やっぱりいいものですね(^^)。
おひる近くなった頃には、
電動チャリを借りて、ホテルを抜け出す。
炎天下、汗を掻き掻き往けばすぐに、
連ドラ「ちゅらさん」で通学路として使われた、
“シュガーロード”が迎えてくれる。
シュガーロードをそのまま辿って、
真っすぐに集落に入り込めば、
これまた「ちゅらさん」のロケで、
「こはぐら荘」として使われた古民家に辿り着く。
正面に”ヒンプン”のある沖縄伝統の民家も、
公開されている訳ではなく、
一般の私有地とのことなので、
そっと眺めてその場を去ります。
やっぱり暑いねーと額の汗を拭いながら、
前夜お邪魔してお世話になった、
島ダイニング「ゆうな」の前を通り過ぎる。
その先で「ソーキそば」の幟を見付ける。
ここでおひるをいただくことにしましょう。
なんせ、なかなかの汗だくですし(^^)。
ペパーミントグリーンのペンキに塗られた、
印象的なドアを開くとそこは、
手作り感満載のカフェっぽい設え。
エアコンの冷気がなんとも心地いい。
メニューには、
小浜島産を使っているであろう「もずく丼」や、
「タコライス」に「黒糖ジンジャーカレー」。
「もずくそば」に幟にもあった「軟骨ソーキそば」。
そして、「てぃーだの担々麺」に「冷やし担々麺」、
などなどが並ぶ。
少しでも暑さから逃れようと、
「冷やし担々麺」をお願いしました。
白髪葱に糸唐辛子を載せた肉味噌は、
ホロホロとして、たっぷりで。
しっかり冷やされた濃厚胡麻スープに浮いた、
ラー油の水玉を掻き崩すように、
トッピングと麺とを一体にして、啜る。
少し急くように啜る。
花椒の香り痺れがきたら、
冷やしたポーチドエッグと水菜で緩和しつつ、
一気に食べ切るのでありました。
相棒は、店名を冠した、
「てぃーだの担々麺」チョイス。
花椒の利いた練り胡麻のスープは、
冷たくても温かくてもどちらも旨い。
食べ終えて、ふーっとひと息。
暑さから生き返った気分です(^^)。
小浜島の真ん中、小浜集落の片隅に、
隠れ家のように「てぃーだ食堂」は、ある。
“てぃーだ”とは、沖縄の言葉で”太陽”を指す。
炎天下の小浜島散策で辿り着いたのは、
“太陽の食堂”なのでした(^^)。
「てぃーだ食堂」
沖縄県八重山郡竹富町小浜1902 [Map]
https://www.instagram.com/tida_shokudou/