味な居酒屋が幾つも点在する阿佐ヶ谷界隈。
のむちゃんの日記や浜田さんの記事で紹介されている店々のそれぞれがそれぞれに気になるところ。
そんな阿佐ヶ谷の夜に、「善知鳥」が閉店して以降気になる処の筆頭だったのが、焼鳥割烹の「川名」。
お邪魔する機会を窺っていました。
のむちゃんに年末辺り、一献傾けませんかとお誘いすると、
なななんと大晦日も営業しているというではありませんか。
なんという奇特な酒亭だと感心頻り。
どうやらその前にしっかり休暇をとられているらしいけど(そりゃそうだ、笑)。そんなこんなで、想定外とも云える大晦日の「川名」へ。 雪国帰りで体調芳しくなかったのむちゃんも一転して復活。 帰国中のlaraさんにつーさん交え、突撃です。
床の軋む小上がりにファンシーな座布団が敷き詰められ、 壁一面に品書きのやらポスターやら、相田みつをの書が貼られている。 テーブルに腰を据えて改めて見上げると、 「奉仕品」と冠したオヤジギャクとはまた違う独特なノリのお品書き札が目に留まる。
ここではこれでとのご指南にうんうん頷いて、生グレープフルーツサワー。 半身をぐりぐり搾ってジョッキに注ごうとするも、 ジョッキの”中”がたっぷり過ぎて入り切りそうもない。
まずは「牛すじ煮込」294円に始め、滑るような食感が妖艶な「いか刺」336円に、 塩で甘さ引き立つ「里いも(きぬかつぎ)」168円なぞ。
焼鳥、串物は外せないよねと、例えば「自家製つくね」に「鳥軟骨つくね串」。 熱っついところをホフハフといただく香ばしさ。 しっとりやらほろほろやら、と食感の違い比べたりなんかするのもまた愉し。
「下仁田ねぎ焼き」は、189円! つるんとしたところで火傷しないよう気にしつつ口に含めば、 とろんとした甘さにしみじみしちゃいます。
のむちゃんオススメ「山芋ねぎチーズ」。 なんとなくグラタン皿のイメージでいたら、やってきたのは普通の丸皿。
おっと、忘れちゃいけない「ぽてとさらだ」。 ジャガイモをしっかり潰したしっとり系で、玉葱の辛味を利かせ気味のオトナ仕様です。
しっかり酔って、さけ肴と愉しい会話に満足して、ニッカニカ。 そして、生グレープサワーは3杯で十分と知りました(笑)。
“ヨジカワ”を合言葉に常連集う、阿佐ヶ谷の焼鳥割烹の店「川名」。
「川名」 杉並区阿佐谷北3-11-20 [Map] 03-3339-3079
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