イヴイヴですからねー、イヴイヴ!
いい調子でめんどっちく出来上がったナポちんが、
新川の洋食&居酒屋で、そう告げるのをよく憶えていました。
イヴイヴの晩に何処でなにがあるかというと、それは大井町。
中央口に集合したのは、
大井町と云えばのゆっきーにグヤ兄さん、
ナポちんに練馬から遥々の一合とっくりん。
そう、所謂”ボンクレーの会”に初参戦したのでした。
ボンクレーの会は、思いつくまま大井町を徘徊しては、
梯子酒をして酩酊するのが主題の会、らしい(笑)。今回は趣向を変えて、東小路入口脇のあのビル一本でイクっつーのは、どや? とグヤ兄さんがニヤリとするも、ちょっと歩き始めた途端に空かさず路線が変わる。 なはは、それもまたボンクレーの会ならではなのでしょう。
5人組は、いつもの東小路の右っ側をつつつつっと往く。 「永楽」を横目で眺め、そのまま真っ直ぐ進んで、 「ブルドック」の料理サンプルのくすみ具合を確認し、 新進のバル「肉寿司」の前に立ち止まる。 ナポちんとメニューをひっくり返しているうちに、 兄さんはもうその先のゼームス坂へと突き進んでいました。
辿り着いたのは、打ちっ放しのコンクリートの外壁に牛豚鶏のイラストを掲げたお店。
常連さんが腰を落ち着けているカウンターを左手に、奥のテーブルに陣取る5名様御一行。 寒空の下歩いてきて、悴んだ両手を擦りながら飲み物を注文します。 冷えた麦酒 って気分じゃないかもとお願いしたは、焼酎のお茶割、「お茶割酎」熱いやつ。
カウンターを振り向けば、等間隔で並ぶ常連さん達。
そこへ、お願いしていた「にこみ」がやってきた。 如何にもホルモンな部位の向こうに半丁ほどの豆腐がとんと載っています。
木札にみるこの晩のモツは、8種類。
一見鶏皮のようにみ見えるのが「しろ」。
噛み応えももつやきの重要なファクターなのだよなぁと、 今更のように思うところへ「こぶくろ」の串がきた。
ウーロンナポちんは、例によってウーロンハイのピッチが上がる。 ゆっきーは、熱いお茶に対抗して、冷たいお茶割酎。 二杯目の「お茶割酎」がズンと効いてきて、脳みそがふわふわし始める(笑)。 仕舞いにゃ「ゴーヤ酎」なんか呑んで、苦い!と眉を顰めるとっくりん。
「チキンボール」は、表面のしっかりしたタコ焼きのルックスだ。
「ソバ」って、蕎麦かいな?と発注したのは、普通の焼きそば。
大井町、ゼームス坂のオヘソといえば、もつやき「しげちゃん」。
と、考える間もなく、一同は再び、底冷えの大井町の横丁へと泳ぎ始めるのでありました。
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「しげちゃん」 品川区東大井5-5-12 [Map] 03-3474-8946
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