東久留米の友人からタレコミがありました。
閉めてしまったと訊いて残念に思っていた、武蔵野うどんの店「一長」のあとが、
ふたたび武蔵野うどんの店になったよと。
それは立ち寄らねばなりませんと、早速出掛けた週末のお昼どき。
およそ以前の「一長」と変わらぬ佇まいで、
武蔵野うどん「しみず」はありました。厨房の左手奥にうどんを湯掻く釜があるのも以前のままで、 ふと「一長」はどういう経緯で店を閉めてしまったのだろうと宙を見つめる感じになったりして。 冷水に〆る様子を眺めてのち、「お待たせしました」とお膳が手渡されました。
目にして最初に思うのは、麺がやや細いことととまさしく漂白した粉のうどんではないこと。
どれどれとやや細のうどんをお約束のバラ肉浮かぶつゆに浸してズズと啜ります。
女将さんらしき方に地粉はどこの地粉かを訊ねると、 駅の向こうの製粉会社が卸してくれる地粉です、と仰る。 以前の店「一長」が扱ってくれていた、幻の柳久保の小麦粉ということでも、勿論ない。 もしかしたら、うどんを湯掻いている大将あたりに訊いたらちょっと違う応えだったかもしれないけど、例えばどこそこの農林61号です、みたいな返答が聞けたら嬉しかったかも。
東久留米にふたたび武蔵野うどんの店、「しみず」。
口 関連記事: 手打ちうどん「一長」で 幻の柳久保小麦うどん6玉ぶずずず(08年08月)
「しみず」 東久留米市本町1-4-28 [Map] 042-410-0128
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