中華そば専門店「ホープ軒」で 今や懐かしの一杯とんこつ醤油

hopeken.jpg大塚有数の酒処「こなから」で、 気の利いた酒肴をあてにあれこれ呑んで酔った夜。 なはははと笑いながら(笑)、駅へと向かう道すがら。 ちんちん電車が目の前を往く。 そしてその向うに「ホープ軒」の黄色い看板が誘っていました。
誰からともなく、喰っちゃう?ということになる。 嗚呼、禁断の呑んだ挙句の夜半らーめん。hopeken01.jpgでも、たまにはいいよねと自分に言い聞かせ、そうとなればもうなにをどう啜っちゃおうか考えはじめます。 「ホープ軒」で思い出すのは、千駄ヶ谷の本店や吉祥寺のちょい路地の店か。 確か、環七の高円寺陸橋近くにもあったはず。 いまはもっと増殖しているのか、 それとも今どきのラーメンに押されて衰えてしまっているのか。 なにはともあれ、ものすごーく久し振りの「ホープ軒」のラーメン。hopeken02.jpgシンプルに「ラーメン」、でも「玉子」を味付で。 「ニンニク」もちょっと入れてもらっちゃいましょう。 ああ、そうだ、そうです、そうでした。 やや薄めのような気もするものの、その頃、思い出しては時折無性に食べたくなった動物系エキスがうるっと滲む醤油とんこつスープを思い出す。hopeken03.jpg見た目を裏切るさっぱりとそれでも脂にとっぷり、 という味わいに麻薬的な魅力を感じたものです。 むにっとした自家製麺での持ち上げも悪くない。 化調云々もかん水っぽさも不思議とどこ吹く風な気分。 hopeken04.jpghopeken05.jpg これがご馳走だったのだよなーとノスタルジックな気持ちを膨らませつつ、 また啜るのであります。

荒川線の車窓を彩る黄色い看板が目印の中華そば専門「ホープ軒」大塚店。hopeken06.jpg hopeken07.jpghopeken08.jpghopeken09.jpg “中華そばなら中華そばの”元祖・ホープ軒、が謳い文句。 開けっ放しの店構えは、屋台の名残りか。 他には、阿佐ヶ谷や古川橋にもあるらしいけど、 まずは千駄ヶ谷に行ってまた、懐かしい想いに浸ろうかな。 口 関連記事:   居酒屋「こなから」で のどぐろ真鱈白子焼酒盗和え酒肴いきいき(10年12月)


「ホープ軒」大塚店 豊島区北大塚2-14-8[Map] 03-3940-0982
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