Bar「Neon Fish」で ミニチュアボトル棚に再会MIDORIソーダと

neonfish.jpgかつての大井阪急裏手の雑居ビルの隅あった、 Relaxation Bar「Neon Fish」。 ビル解体の立ち退きのためか、 その移転を知ったのは08年10月のことでした。 折角移転のお知らせをいただいていたのに、気になりつつも不義理してしまって、気がつけば1年半以上が過ぎてしまっていました。
移転先は、東小路のもっと先。 ワイン食堂「ポットリー」やとんかつ「丸八」支店のある線路沿いの道と立ち呑み「肉のまえかわ」のあるとすずらん通りとを結ぶ静かな裏道。neonfish01.jpgおそらくこの辺り、と足を進めると、 以前の店でもイメージカラーだったブルーが小さな灯りで見つかりました。 カウンター下の足元もそのブルーが照らしてる。 そして、この店を象徴するもののひとつ、 あのミニチュアボトルの棚がちゃんと壁一面を飾っています。neonfish02.jpgなんだかそれが嬉しいのよね(笑)。 冒頭から西瓜やサクランボといったフルーツのお皿を受け取ったところで、カウンターの一角が空いたので、ミニチュアでない、正規のバックバーを見据えるカウンターへと移ります。 何気なく、ラムベースのカクテルがいいかなぁとお願いしたのが、 その代表格たる「ダイキリ」。neonfish03.jpgそういえば、なんで「ダイキリ」と呼ぶんだっけと改めて調べると、ダイキリというキューバの鉱山の技師がひと時でも猛暑から逃れようと作ったのが始まり。 ラムのドライさとライムの香気。 なるほど、そう思うと、そっと添えた口元から伝った滴は、背中あたりに掻いていた汗を忘れさせてくれるものだったような気がしてきます。 neonfish04.jpgセミドライのトマトを愉しみつつ、もう一杯を思案しているうちに、 バックバーの隅に「MIDORI」のボトルが目に留まる。 リキュールを指定しての、ことに「MIDORI」でカクテルをという注文はおよそないようで、そうとなれば是非にと所望する。 シンプルにソーダで割ってもらうのがいいでしょう。 黄緑色にグラデーションするロンググラスがなかなか綺麗。neonfish05.jpgすっきりと呑めて包み込むようにしてくれるメロンフフレーバーに癒されます。

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今も変わらず、木金土曜日のみ営業のバー「Neon Fish」。neonfish06.jpgマスターの気さくな感じも変わっていない。 そして、知るひとぞ知る感じもあった移転前と比べて、 よりオープンな空気で賑わうようになっています。 □関連記事:  Relaxation Bar「Neon Fish」でリキュール樅の木ハニーハブ(07年12月)  ワイン食堂「ポットリー」で カキボールに再会廣田のカキフライ(10年03月)  とんかつ「丸八」支店で オーロラソースのカキフライ生姜焼もいい(09年11月)


「Neon Fish」 品川区東大井5-1-8-102[Map] 03-5461-0384 http://www.neon-fish.com/
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