column/02822
北欧料理「SCANDIA GARDEN」でハムとチーズと仔牛カツレツ
小型一級船舶免許の更新講習のために、
横浜港大桟橋の袂まで。
会場の波止場会館でひとまず手続きをしてから、
さてランチを済ませようと再び通りに出る。
すぐ脇の、変則な交差点の角にある古い建物にどんと構えているのが、北欧料理のレストラン「スカンディヤ」だ。
どうやら二階がコース料理を主として供するレストランで、一階はそのカジュアル版らしい。あまり時間がないので、一階への入口らしきドアを押し開けました。
と、そこにはなんと空席待ちの数組がいる。
しっかりと横浜観光の対象となっている模様です。
意外と間を置かず案内されたのは、奥の壁際。
「特製カレー スカンディヤ」か「ハッシュドビーフ」か。
迷ううちに「カツレツ」という文字に囚われて、お願いしたのが「仔牛のカツレツ」。
注文を終えてから、テーブルのランチョンマットのシートに描かれた民族衣装のイラストを見つけて、「あ、そうだ、ノルウェーとかデンマーク辺りの料理のお店だった」と気がついた。
カツレツだとあんまりそれっぽくはない気もするよね(笑)。
やっぱり「ノルウェー人の家庭料理」か、はたまた「ハンバーグステーキデンマーク風」にしておくンだったかなぁ。
と、ややぶっきら棒な調子で届いたお皿。
お皿の縁には、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンの北欧三国の国旗が描かれています。
そして、大判なカツがトマトソースにとっぷりと浸り、その上にエメンタールっぽいチーズが二枚も蕩けている。
ぐっとナイフを押し入れると、チーズの下にはご丁寧に厚めにスライスしたハムも重ねているが判る。
ハムを添えたカツを蕩けるチーズとトマトソースとでガッツリといただく。
そんなスタイルもまた、北欧的なのでしょうか。
レストラン「スカンディヤ」が港・横濱に創業したのは、1963年のことだという。
きっと、スカンディナヴィア諸国の料理を供する、ということをそのまま店の名に掲げたのでしょうね。以来、横浜情緒なデートで一体何組のカップルがここを利用したのでしょう。
とっても遅ればせながら、今度は二階のレストランにお邪魔したい。
あ、ここから、バー「NORGE」に行くというコースはいかがでしょう(笑)。
口関連記事:BAR「NEW NORGE」で 古の港横浜とジュークボックスと(03年02月)
「SCANDIA GARDEN」 横浜市中区海岸通り1-1 横浜貿易協会ビル1F [Map]
045-201-2262 http://www.scandia-yokohama.jp/